Plextor PX-320Aを購入(少しだけ改造)
CDRドライブについては
以前色々書きましたが、
今回はDVD/CDRWコンボドライブを手に入れたので
そのインプレです。こんな奴ですね。

スペックをまず見ていきましょう。
PlexstarのPX-320Aは、CD-R書き込み20倍速、
CD-RWの書き換えが10倍速、CDの読み出しが40倍速、
DVD-ROMの読み出しが12倍速となっています。
CDRの書き込みにおいて等倍(1倍速)が出来る
最後のモデル(だったかな?)です。
ただ、映画やミュージッククリップ等の
DVD-Videoの再生時は、強制的に2倍速に変更されるようです。
これは、ドライブの騒音(風切り音など)で
ムービー鑑賞を邪魔されないよう、静穏性に配慮した工夫らしく、
メディアをセットすると、ドライブが
DVD-ROMかDVD-Videoかを検知して、
自動的に、速度が変更される仕様になっているようですね。
うちのサイトでも、CDRの低速焼きを奨めてきましたが、
高速で書き込んだ事で起きる現象の一つとして
ドライブが正しくされないディスクが
出来てしまう問題を解決する、『PoweRec-2』や、
レーザーパワーを微調整する事で
好みの音を作り出す『VariRec』などが搭載されています。
(注:PoweRec2、VariRec PoweRec2は、
CD・DVDメディアの記録層の特性に合わせて
レーザーパワーなどを調整し、自動的に最適な状態で書き込む手法。
VariRecは、ユーザー自身がレーザーパワーを
±5段階で微調整することで、
音楽CDを作成したときの音質(音質を硬い〜柔らかいと変えられる)を
変化させる事が出来る機能の事)この辺は、今のプレクスターのドライブには標準で付いていますね。
2006年1月の現在では、読み・書き込み速度だけ見れば、
ノートPCに搭載されたドライブのスペックにすら
負けていますが、書き込み品質はこちらの方が上です。
外付けで使えば更に良くなります。
CD・DVDの書き込みの質と言うのは、速度だけでは
語れない所にドライブの奥深さがあります。
そんな訳で。長い前置きはこの辺にして
次にドライブを見てみましょう。

トレイはブラック。これも現在販売されているプレクスターの
ドライブに採用されていますね。
光の乱反射を防ぐようですが、効果は実際にはどうなんでしょうね?
古いオールドドライブ(ヤマハ等の他社製品も含めて)を改造する際に
トレイをスプレーで黒く塗っても効果があるそうですが、僕は
まだやってないです。これもやってみたい事の一つです。

ベゼル部。上がPX-320A、下がPX-R412C。
実はこのPX-320Aを買った時に、PX-R412Cも購入したので
ベゼルを洗浄するついでに外してみました。
PX-R412Cのインプレはまたの機会にでも(笑)
例にも例によって、洗浄にはコレを使いました。
台所用の『キッチン泡ハイター』です。

この辺は過去の記事に書いたので、興味がある方はどうぞ。
Plextor・PX-W124Tsiと、SCSIケースの改造SCSIそれにしてもPX-R412Cは、かなり汚れが目立ちますね。
紫外線焼けには効果がありませんが、キッチン泡ハイターは
タバコのヤニ程度ならば綺麗に落ちます。
20分くらい浸け置きしたらかなり綺麗になりました。

これは気になった事。勿論良い意味で(笑)
このドライブのこだわりのひとつ…なのかな?
トレイのベゼル部分の裏に防振用のスポンジが
きちんとはさんであります。
こう言う細かい所にちょっと感心です。
防振効果があるのかどうかは分かりませんが
(ベルトで開閉させているせいもありますが)
トレイの開閉は静かですね。
ちなみにこの頃は、まだMade In Japan。
長野県のプレクスターの工場で作られたもの。
(現在市販されているドライブはMade In Chinaになってますね)
雑談は置いといて(笑)続いてこちら。

ドライブ内部です。ピックアップはPX-1210の頃と変わりはないのかな?
ピックアップがイカれた場合、部品を流用出来そうです。
あと、ピックアップ回りの、ギアのグリスが切れていたので
清掃後にオイルを均一に綺麗に塗り、滑りを良くします。
モーターの負担も少しは減るかな?
更にピックアップのズームアップ。

ホコリの多い場所で使用していたり、PCに組み込んで使うと
ピックアップ回りが結構汚れるので
そう言う時は、レンズクリーナー等の専用の洗浄液や
僕もよく使う、無水エタノールを綿棒に付けて
直接掃除すると効果があります。
ただし、力を入れすぎると壊してしまうので注意が必要です。
これは自己責任でお願いします(笑)
次にこちら。

ピックアップ回りを黒の油性マジックで塗りつぶします。
これもレーザーの乱反射を防ぐ効果がある…かな?
気休め程度ですね(笑)ただ、やらないよりやった方が
良いとは思うのでしてあります。

ドライブの基盤です。左下の白いフラットケーブルの左上に
オーバル型の銀色の物が水晶発振子です。
クォーツ(水晶の事、この場合水晶発振子)時計でも使われていますね。
(注:水晶発振子とは?
水晶発振子(すいしょうはっしんし)とは、
水晶の圧電効果を利用して、高い周波数精度の発振を起こす際に
用いられる受動素子の一つである。
水晶振動子(-しんどうし)クォーツとも呼ばれる。
アマチュア無線家の間では、水晶発振子と呼ばれることが多いが、
エレクトロニクス業界では、水晶振動子と呼ばれるのが普通である。
時計、無線通信、コンピュータなど、
現代のエレクトロニクスには欠かせない部品となっている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)極めるのであれば、水晶発振子を
より高精度な三田電波辺りの水晶発振器に交換して
更に別電源で発振器だけに供給する、
クロック交換なんかが効果があるかと。
ちょっとうろ覚えですが、
PX-320Aで使われている発振子は33.8688MHzだったはず。
僕の持っているPanasonicのSL-S490の
ポータブルCDプレーヤーと同じ周波数でした。
この水晶発振子を、より高精度な発振器に交換するのは
高級なCDプレーヤー等を、改造する際のメジャーな方法の一つで
ドライブの電源を、高品質な物にするのと
同様に効果があると思われます。
これがCDRWのように、高品位のCDRを焼く上で
どれくらい効果があるのか?は難しい所ですが
(Webで調べても、オーディオでは効果をレポしている人は
大勢いますが、CDRWの焼き品位になるとほとんどレポは無いです)
とても興味深いですね。
さて、続いてPCに接続する際の問題ですな。
今回はSCSIドライブではなく、IDE接続型のドライブなので
PCに外部接続で使う場合、IDE→USB変換か、もしくはACARDが出している
IED→SCSIカードを使う必要があります。
こんな奴ですね。
http://www.unitycorp.co.jp/products/acard/products_acard.html#scsitoiあとはこちらの2chのスレでも詳しく載っています。
SCSIDE友の会(ACARD IDE→SCSI変換ブリッジ)Ultra3 今回は、高品位のCD-RWドライブが欲しいので、
何か見繕ってくれないか?と言う事で
人にあげるために購入した物なので、SCSIは却下。
なので、メジャーなIDE→USB変換のアダプタを
購入する事にしました。こんな奴です。
『三刀流男組』凄い名前の変換アダプタですがw
中身は大丈夫です。秋葉原のお店で1780円。
(名前忘れちゃいましたorz..電車の高架沿いの
ツクモの本店の隣りのお店です。)
こいつを使ってPCに接続してみた所、問題無し。
CDの書き込み、DVDの読み込みも問題ありませんでした。
(DVDはリッピングもOKでした)
2chの関連スレでは使われているチップが問題で
相性があったり、速度が出ないと言う事も
ちらほら聞きますが低速焼きメインであれば
音質には問題があるかもしれませんが、
焼けないと言う事はないです。
ただし、DVD-RAMが書き込めませんと
説明書にも注意書きがしてあります。
使用するのはCD焼きだけなので
今回は問題は無いですね。
さて、このアダプタ、Win98SEだと問題があるかもと
パッケージに書いてありますが、
うちのWin98でも、問題は無く普通に書き込み&リッピング
出来た事を報告しておきます。
ただ、電源が12V5V共に2Aなので、高速で書き込み
する場合、電圧が足りなくて、問題が起きるかもしれません。
PX-320Aですら、12V2A、5V1.5Aだったかな?
結構ギリギリです。
なので、最近のドライブは思ったよりも消費電力が高いですし、
ライティング時に30W越えなんて言うのもあります。
これはDVDのライティング時に当てはまる事ですね。
あとは
以前作った電源フィルタを通しての使用も
試してみましたが、こちらでも動作はOKだったので
電源パワーは安価な製品にしては
比較的ある方だとは思います。
と言うのも、パワーが無いと、フィルターを通すと
電源をONにしても動かないからです(笑)
長い文章ですが、もう少しだけお付き合いを。
最後にまとめです。
使ってみた感想として、低速書き込み(等倍)をサポート、
VariRecによる、音質を変える事が出来る便利な機能も
含めて非常に便利です。
Webcomsさんのサイトでも
取り上げられていますが、VariRec+1の音楽CDRでの書き込みが
僕も良いと思いました。
特に太陽誘電メディアや、SONY、TDKの誘電OEM辺りを使うと
高品位な書き込みが期待出来ます。
うちの他のSCSIドライブと比べると
音に味付けが出来る分、こっちの方が面白いかも。
他にも最近の2〜48倍速CDRで
焼く場合は8〜12倍速くらいがベストかな。
低速で焼くと、逆に宜しくない場合が多々あります。
1〜32倍速のデータ用だと4〜8倍速、
4倍速書き込みならVariRecを作動させた方が良いですね。
ノートPCをメインに使っていて、CDR焼きも
ノートでやっているような人には
是非使ってみて欲しいと思いました。
これでノートPC内蔵ドライブで
焼いたCDRと変わらない、とか言われたら…泣きます(笑)
こんな感じで終わります。
ここまで読んで下さってありがとうございます!
Posted by AIR.at 01:00 Top |
Comments | BBS |
Track Back List | PermaURL
Track Back URL:http://s03.2log.net/editor/tb.php?id=airys1:blog:178
CrossOverは移転しました。
移転先は
http://airys2.blogspot.com/です。