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[06/03/07]

ピュアAUネタ:リード線の試聴レポ (特別編)

みなさんこんばんは。いつも唐突もなく始まる
このブログ、今回CrossOver春の改造祭りwの第2弾は

以前行ったリード線試聴のレポから、今回はなんと、
アナログオーディオの世界で有名なリード線マイスターこと、
モスビンさんのご厚意により、シェルリード線を
ちょっと前にお借りしたので、試聴比較テストをしてみました。

以下お借りしたリード線です。

『8N-OFC』
『スペース&タイム(以下S&T) 8N-OFC・SP(鏡面仕上げ)』
『S&T 8N-OFC・EVOSP』
『ウエスタンエレクトリック(以下WE)
ブラックエナメルawg24(1940〜50's黒DUTCH BOY SOLDER)』





これに、僕が作ったS&Tの8Nも交え、レポの方をしてみたいと思います。

試聴は前回と同じく、マライア・キャリーのHoney (LP Ver.)
それと今回はもう一つ、プロモ盤のマライア・キャリーの
Loverboy(MJ Cole Remix)での試聴もしてみました。

ちょっと前の曲ですが、2ステップ(ブレイクスと言うのが今風でしょうか)
なので低音が強く、まさにクラブサウンドなので、
クラブミュージックに合うかどうかがよく分かるはずです。

2ステップってなぁに?って人はこちらを読んでみて下さい。

ジャンル解説 ― 2ステップ ―


ちなみに録音に使った機材は前回と同様、

録音に使った機材は、

タンテ:テクニクス SL-1200MK4改
ケーブル:ZAOLLA改
シェル:テクニクス純正+ラムダゲルシート
カートリッジ:オルトフォンMC3Turbo+ネジとワッシャーはポリカーボネート
リード線:それぞれ
アンプ;ONKYO Integra A-927(フォノイコはハイゲイン・イコライザでMC入力)
PC:Win98サウンドボードより録音
ソフト:GoldWave

です。(一応スピーカーでも試聴しています)

(注:誤解しないで頂きたいのは、ここでの結果はあくまで
僕の家での試聴環境での結果であって、一概に
全てこれが合っているとは限りません。

読んで下さっている方が、お使いの機材によっては
全然違う結果になる事も十分考えられます。
なので、あくまで参考程度でお願いします。
聴く、プレイするジャンルによっては
合う事も、合わない事もあると思いますので。)


では比較レポにいってみます。




1.『モスビンさん製作:8N-OFC』

細い線を撚って(よって)太くして作り上げた物。
(製作に手間隙がかかるが、音質も良い物が多い。
取り回しが単線より柔らかいため、楽なのも特徴)

S&T 8N-OFC_SP(鏡面仕上げ)より、高域が半トーンほど落ちる。
代わりに音が落ち着き、重心が下がり、どっしりとした感じに。

うちのレコード盤が悪い為、声がやや割れるが、
これが良い感じにまとまっている。
ウェットな音が好みの人には良い。同じ8Nでも
オルトフォンの8Nとは全く別の音。





2.『モスビンさん製作:S&T 8N-OFC SP(鏡面仕上げ)』

SPACE&TIME社(S&T)の8N銅単線を、研磨剤?を使って磨き上げた物。

高音が強め。音が綺麗で、軽快感がある。
明るめの音。中高域がやや張り出す。
低音がやや引っ込み気味だが、ポップスと相性が良い。
クラブサウンドでは、後述するが、
やはり低音が物足りなく感じるかも。





3.『モスビンさん製作:S&T 8N-OFC_EVOSP(Gold Rabel)』

ほんの少し、S&T 8N-OFC_SP(鏡面仕上げ)より高域が落ちる。
サーと言う音がやや目立つ。と言う事は、細かい音を強調して
よく再生出来ているとも取れる。
低音が先ほどと同じく2より若干軽い。




4.『僕が作った物:Space&Time 8N(アルコールで表面を磨いた後、
Setten No.1で全体にコーティング)』

(前回に続いて写真を撮り忘れましたorz..)

3より高音がほんの少し多めに出る。
どちらかと言うと、2の8Nの音に近い。
代わりにマライアのLoveboyの曲では、ハイハットの響く音が
2よりやや落ちる。

そのおかげで、やや曇った感じに聞こえる。代わりに低音は2よりはクリア。





5.『モスビンさん製作:WE Black Enamel Silk awg24 1940〜50's製造モデル』

ウエスタン・エレクトリック社(以下WE)のビンテージワイヤー。
低音の重心が低く、がっしりどっしりと構えている感じ。

低音は力強く、低音の締まりもなかなか。
オルトフォン8N銅よりは締まっている。
その代わり、高域が粗く張った感じだが、これが特長的で面白い。

音と声が分離しているおかげで、聞きとりやすい。
乱暴、とまではいかなくても
歌い方が粗くなったように聞こえるくらい力強い。

(いわゆる固い音ですね)さすが、米国では有名なメーカーだけあって
音の分離が良く、聴いていて非常に気持ち良い。




6.『Ortofon、オルトフォン:8N-LW10』

クラブサウンド御用達、説明不用のオルトフォン8N。
実売5,000円弱。音が柔らかく、低音が力強い。派手な音。

しかし他と比べると(これも後述します)低音に締まりがない。
音が低域、中低域が盛り上がったように感じる。

低音がバンバン出ているため、ボーカルの声が違ったようになる。
音の分離がやや悪い。(若干銅らしい柔らかい音)




7.『Audio Technica:AT6101 PCOCC』

これもリード線交換の最初の1歩である
テクニカのリード線。実売800円弱。
(写真撮り忘れたので昔取った写真を。
右下のリード線がそうです。)

高域が明るく張り出す。ぱっと聴いた感じ、一番ウケが良く感じるか?
クラブサウンドにも勿論合う。
箱に持って行く場合、そこのPAシステムとの
相性もある(クラブでのサウンドは音を増幅する際、
高域が強く出る傾向があるので、PAやDJがその辺を分かっていないと、
長時間聴くには辛いと思いますです)ので
高域がよく出る針との相性はどうだろうか?

音が粗い。低音が華やかに分散するせいか
腰砕け気味の音になる。高域は出ないわけではないが
PCOCC独特の音なのか、キャンキャンするので
長時間のリスニングには、カートリッジとの相性にもよるが
ちょっと辛いかも。

高域が伸びない&カートリッジには相性はかなり良いはず。
SHURE、シュアーのM44GやSC35Cなど。




8.『武藤製作所:ホット側オーグラインプラチナ0.4mm+コールド側オーグシルバー0.4mm』

赤と白の音声のラインをプラチナ、
青と緑のアースラインをシルバーのハイブリッドにしてみました。

音が非常に綺麗。高域が明るく、艶やかに綺麗に張り出す。
そしてボーカルの声がリアル。息遣いが良く分かる。

低音は締まっていて、聴き心地が良い。
特に中高域、高域が張り出していて、特長的。
低音が出ないわけじゃなくて、上が目立つせいで、
あまり目立たないだけだと思う。
(シュアーの44Gと組み合わせると、
上品過ぎて合わないかも)

このせいか、人によっては物足りなく感じるかも。
ボーカルの声が凄く聞きとりやすい。
オールマイティで優等生的。




9.『武藤製作所:オーグラインプラチナ0.4mm』(通称:お宝線w)

8よりやや落ちつく音、低域よりに音がシフト。
中域、中低域が少し盛りあがる。それ以外は意外とフラット。
声の張り出しが、やや抑えられたおかげで、長時間聴き易い。

銅の華やかな感じとは違う、明るく綺麗な音。ワイドレンジ。
昔、どこかのサイトのレビューで
言っていた、銀のような、
壮麗、繊細、明晰と言う表現がよく似合う。 それ以外は8と同じ。


こんな感じです。次の記事で総括を書いてみたいと思います。
改造ネタ&ヌコはもうちょっとお待ち下さい(笑)

こんな感じで終わります。
ここまで読んで下さってありがとうございます!

(2006.3.11)次の記事に続きます。

・ ピュアAUネタ:リード線の試聴レポのまとめ (特別編)

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