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[06/03/27]

Custom,Mod Chu-Moyヘッドフォンアンプの製作・その1(ケースの加工編)

一部の方々、お待たせしました〜。
CrossOver春の改造祭りは、まだまだ続きますw

(2006.3.28)検索エンジンで飛んで来られた方や、
この記事を見て作ってみようと思われた方へ。

内容の方は、多少間違っている部分もあるかもしれません。
修正して内容を変更した際に、日付を入れていきますので
チェックしてみて下さい)


今回は去年の今頃に作った、CMOYヘッドフォンアンプを
更に小型化&部品を少なくしようと
色々調べていたら、素晴らしいHPがあったので、
そちらでアップされていた回路を参考に作ってみたところ、
これが意外と(いやかなりw)良かったので
今回はその事を書いてみたいと思います。

Chu-Moyって何?って思われた方は
以前書いた僕の記事を参考にしてみて下さい。

Headphone Amp Chu-Moyアンプの製作

(注:ヘッドフォンアンプとは、その名の通り、
ヘッドフォン(イヤーフォン)と、ミュージックプレーヤーの間に挟む
音の増幅装置(アンプ)です。

ポータブル用途だけではなく、据え置き型まで大小
様々な物がありますが、値段もピンキリで、ネットでは
Chu-Moy氏が発表された、CMOYアンプが
自作派の間で人気があります。

iPodやポータブルCD,MDプレーヤーなどが
一体型コンポ(アンプ+プレーヤー)だとするならば、
単品コンポのように、アンプ+CD・DVDプレーヤーにしてやれば
役割分担が出来る上に、音質や音の解像度の向上、
音量が足りなくなると言う問題が、解決できる訳です。)


まずサイトの方から。

アイワX122改造&アンプ製作

こちらのサイトのももじさんが実践されている
ハンダ付けのいらないブレッドボードで作る
ヘッドフォンアンプは非常に簡単且つ、
素晴らしいアイデアなので、是非覗いて見て下さい。

ただし、これにも欠点があって、外で持ち運ぶには、
ハンダ付けされたものと比べて接点の問題があります。
強い衝撃を与えた場合、コンデンサや
ケーブルが取れてしまったり、サイズも
どうしても大きくなってしまいます。

据え置きで使うには、これほど初心者に優しい物はないので
むちゃくちゃオススメです。回路の勉強になるだけでなく、
音質も良い部品を使えば文句ナシですね。


話はうちのブログに戻して、同じ事を書いたら
意味がないですから僕の方では、もっと簡単に、
電池一つで駆動が出来て、基盤も小さく、
初心者でも作れるようなものはないか?

と、見ていたら、ももじさんの掲示板の方で
回路図が色々アップされていたので
その中の一つを参考にして作ってみました。
一番シンプルな奴ですね。

ネットでヘッドフォンアンプや、それ意外の電子工作を
調べていても、専門用語が多く、
初心者には凄く敷居が高いですし、

真似をしようにも、完成後の写真が多くて
途中の経過を詳しく書いているHPと言うのは、
ほとんどありません。

そこで、誰でも作れる、中学校で習うくらいの
技術工作レベルで作れるように細かく
書いてみる事にしました。

中級者以上の人であれば、回路図を見れば真似をするのは
簡単ですし、工具についても熟知しているので
説明は必要ありませんよね。なので凄い人は、いくつもの
複雑な回路を元に、自作したり、市販品のクオリティを
越えている物もWebを見まわすと、かなり見かけます。

(僕もあんな風になりたい…_| ̄|○
と思って早3年。ぜーんぜん、なんら進歩が
見られない訳ですが。むしろ退化してるようなw)

回路が分からない、初心者の方でも
ハンダ付けさえ出来れば、簡単に作る事が出来るので
市販品の1万弱の物を買うくらいであれば
試しに自作してみるのも面白いと思います。
部品代を合わせても2,000円ほどで作れますし。


必要なのはほんの少しの勇気と、
失敗しても笑える広い心です(笑)
これ凄く重要ですw

失敗してもまず壊れる事は無いので
取り返しはつくのですが。(ヘッドフォンが壊れた場合は除く)

ハンダ付けですが、これも難しくはありません。
僕でも出来るくらいですし。
小中学生の技術工作レベルで、十分可能です。


特にネットで評判のポータブル用に使う
ヘッドフォンを購入したけど、
音があまり良くないなぁ、と思った方や
ヘッドフォンアンプをお持ちでない方にオススメです。
是非作ってみて下さい。きっとビックリすると思います(笑)

長々と書いてしまいましたが、本題にいきましょう。
まず、必要な部品を書いてみます。


まず工具から。

・先曲がりラジオペンチ(先にギザギザがない奴)

・ニッパ

・ピンセット

・六角レンチ(ボリュームのネジを止める部分に必要)

・プラスドライバー

・コテ(ハンダコテです。40Wくらいを推奨します)

・ハンダ(有鉛、無鉛銀ハンダでも何でもOK)

・ハンダ吸い取り線、もしくはハンダ吸い取り器
(誤ってハンダ付けしてしまった時に使います)

・熱収縮チューブ1.5mm
(オススメは住友電工が出している
スミチューブ1.8mm。こちらは150円で売っています。
手に入らなければ、100円ショップで売っている
普通の熱収縮チューブ1mmか2mmでもOKです。)

・ピンバイス3mm径(ケースの加工に必要。
無い場合千枚通し、キリで代用出来なくもないです)

・小型金属ヤスリ(ケースの加工に使用)

・テスター(導通確認にあると便利です)

・マスキングテープ(ハンダ付けする時に
基板を抑えるのに使います。無くても可)


以上、テスター以外は全て100円ショップで購入可能です。
便利な世の中になったもんですなぁ。

一応ですね、ハンダに関しては、オーディオ用の物を使うかは
お好みでどうぞ。音は確かに変わります(これは次回に書きます)

次にChu-Moyヘッドフォンアンプの部品です。これはこちらの
素晴らしい先人の方々の、サイトの情報を参考にしています。

・Unofficial Home Page of Shu Nakamura
・Chu Moyタイプヘッドホンアンプの製作


ケース:タカチHA1593-PG
(僕が使ったのはブラックですが、ホワイトもあります)(460円)

(2007.2.16追記)ケースは他にも
タカチのSW-75やT.SINのTB-59などもオススメです。こちらはケースが
タカチのHAシリーズと同じでも中が広いので加工しやすいです。
電池を増やすのも楽ですね。

・基板:タカチTPC34-49(105円)

・ケーブル:KYOWA耐熱電子ワイヤーUL1429(CSA:AWM)AWG28(430円)

・ボリューム:ALPS9mm10K(B)2連(350円)(ラジオデパート3F 門田無線)
(2007.2.8更新)ラジオセンター2Fにある
あぼ電気で、ALPS9mm10K(A)2連を売っていると掲示板でzzz...さんから
報告を頂きました。ALPSのVRを使うのであれば、
Aカーブのこちらをオススメしておきます。ご報告ありがとうございました!

・6mm径ナット(上記のALPSのVRに使用します。二つ必要。千石電商)(10円)

・LED:ツバ付きグリーンLEDネジ止めタイプ(100円 千石他、ホームセンター、
東急ハンズなど、どこでも売っている奴でOK。)

・ツマミ:LEX B-15 TEAC(130円)(同等品が千石電商で売っています。
凝るのであれば、金属製の物が、あぼ電気や
ラジオデパート2F辺りでも売っています)

・電池ボックス:006P用リード線付(120円)
(もしくは006Pのスナップのみの奴を使うと良いと思います。こちらだと30円。
18V駆動にするなら2つ必要になります。
安いので2つ以上買っておいて損はありませんよー)

(2006.3.28)追記
・電池:006P型9V角型マンガン(もしくはアルカリ)電池
(千石で70円ですが、充電式の物の方が後々便利です。
秋月で売っている、500円のGP社製の006P(8.4V200mAh)の奴を
オススメしておきます。充電器が別途必要になりますね)

・電源スイッチ:2P小型トグルスイッチNST-AT102(90円)

・ステレオミニジャック:3.5mmステレオ×2個(100円×2)
種類は色々ありますが、千石で売っている金メッキタイプが食いつきも良く、
オススメ。もしくは基板に実装するタイプですね。
こちらは基板に穴あけ加工が必要となります。


抵抗:KOA金属被膜抵抗

320×1本(9V駆動時のLEDの抵抗用)
1K×2本(もしくは2K×2)
4.7K×2本
10K×2本
100K×2本


それぞれ1本10円です。合計9本なので90円。
音色を変えたいのであれば、
オーディオ用の高音質抵抗、
DALEの金属被膜を使うのも良いと思います。
海神無線では1本80円で売っています。

ポイントは必要な数だけを買うのではなく、
抵抗は多めに買っておくのが○。そこからテスターで選別すれば
なお良しです。

千石では100本300円で売っていますが、
そこまでは必要無いので、抵抗はそれぞれ10本くらいあれば
次に作りたい時に役に立ちます。

(ちなみに僕は100本単位で買ってます。
そんなに買ってどーするの?とか言う
ツッコミはナシの方向でw)

2つ作って、家族に、友人に、恋人にプレゼントするのも
良いと思いますよ。きっと喜ばれるか、

工エエェェ(´Д`)ェェエエ工

って顔をされるかの、どっちかと思われますが…(笑)

電解コンデンサ:ニチコンMUSE 25V220uF×2個
(110円×2)(ラジオデパート2F 海神無線、もしくはラジオセンターの三栄電波で。)

こだわらなければ、東信工業の低ESR品25V220uF(30円)か
25V470uF(40円)を使うのも良いと思います。
ケースに余裕があれば、MUSEのFXや、FZ辺り、25V1000uFくらいのを
入れるのもオススメです。もちろんお金に余裕がある人はBlackGateも
オススメです(笑)

フィルムコンデンサ:シーメンスMKH?100V0.33uF×2個
(千石電商のセール品。10個100円)

どのメーカーの物でも大丈夫です。0.1〜1uF辺りを推奨。
1uFくらいのが大きさに問題が無ければオススメ。
低音が足りないと思った場合は並列に追加で入れてもOKです。
ただし、物によっては箱に収まらなくなりますw

ですが、積層フィルムなら入りそうですね。
ポリプロピレンフィルムコンデンサは
小さい奴があったかどうか記憶が曖昧ですorz..
お勧めは勿論ポリプロですが、サイズが…

音声ラインの、入力カップリングコンデンサに使用するので
音が変わります。好みでどうぞ。
耐圧は50V以下のものでOK。とくにケースとの兼ね合いで、
小型の物を推奨します。

(2006.3.28)追記
・丸ピンICソケット8ピンタイプ
(千石電商で40円。秋月電子だと25円で最安です)

オペアンプ:バーブラウン(以下BBと書きます)
BB OPA2604(577円)もしくは、
BB OPA2134(400円)

(ラジオデパート2F サン・エレクトロが最安。
千石電商でも2604が800円。2134が500円だったかな?
通販ならひとまとめに出来るので
こちらで購入が良いでしょう)

(2007.2.8更新)高音質を狙うなら、AD8620+変換基板や、
OPA627AU+変換基板付きを、ヤフオクなどで安く狙うのも手です。
この辺を手に入れられれば、市販品の普及価格帯のヘッドフォンアンプにも
十分対抗できます。いずれ他の市販品のアンプを買った際にも
オペアンプを使い回せられるので一考の余地はあるかと。


以上です。ほぼ全て東京ならば、
秋葉原の千石電商(オペアンプもあります)、大阪なら
日本橋の共立電子でも揃えられるはずです。
いずれも通販は可能ですね。

(2006.3.28)追記
以下、使わないかも知れないけど、あると便利なものです。

・KYOWAすずメッキ線0.22mm(基板のパターンを繋ぐ際に使用します)
・丸ピンICソケットシングル8ピン×2

抵抗をハンダ付けしないで、抜き差し出来るように
するためにあると便利です。後から抵抗値を変更したり
試す事が出来るため、色々イジりたい人向け。
直でハンダ付けするより、音質はやや悪くなる?かも。
1回完成したら、イジりたく無い人にはオススメしません(笑)



http://www.sengoku.co.jp/

千石と共立のリンクはこちらに張っておきます。

http://www.kyohritsu.com/

ボリュームはALPS社製の良質な物を使っていますが、
手に入れられない場合、共立や、
千石で売っているボリュームでも代用は出来ます。
通販でもALPSのミニデテントがあるので
調べてみても良いかも。

安くあげたければ、オペアンプをもっと安い物に変える、
(音は変わるので、これは好みです)
あとLEDを省略する、ケースをサクマドロップスや
100円ショップで売っている、プラスチックの
クリアケースやタッパに入れるのも良いですね。

持ち運ぶにはちょっと目立ちますけど…(笑)
極めてシンプルなので、部品を見なおせば更に
小型化も可能です。いずれは、
単4電池×2個くらいで
駆動出来る物を作ってみたいところ。


では、まず基板の加工に行く前に、
ケースの加工についていきましょう。
僕はこのケースの加工が、ヘッドフォンアンプを
作る中で一番苦労しました(笑)これが一番難しいかもw
なにせ、失敗は許されませんからね。





まず、ケースに穴を開ける加工から。
写真のように最初に鉛筆、もしくは
シャーペンで十字に線を書きます。
失敗しても消しゴムや、手で擦れば消えますので
無問題です。思いきって書いちゃいましょう。

えーとですね、先に挙げた、中村さんのサイトと同じように
僕は正面に全て穴を開けていますが、
好みで横に開けるのも良いと思います。

基板がとても小さい、コンパクトな奴を選んだので
こちらのブログの方のように、ジャックを横につけるのも良いですね。
このCMOYもかなりギュッと濃縮していますね。

http://lowreal.net/logs/2005/08/28/2


次にこちら。




上の写真は全て100円ショップで売っている
ピンバイスです。全て揃えても600円ほど。
工作する上で、重要なピンバイスは持っていて
損はありません。オススメ。

今回はその中でも3mmのピンバイスを使って
穴を開けます。ネジを締める感じで回して行けば
簡単に穴が開きますので楽ですね。
これだけだと、ボリュームが刺さらないので、
更に穴を大きくするために、
小型のヤスリを使って穴を少しづつ広げます。

いずれも100円ショップの物を使いましたが、
もっと大きい径(5mm径とか)のピンバイスを、ホームセンターや
東急ハンズなどで購入して使っても良いと思います。

一つ600円〜1000円くらいする上、100円ショップで0.5〜3mmの
サイズが全て揃えられる値段なので、ちょっと気が引けますけど^^;
あると便利な事には間違いありません。




こんな感じで穴が開きました。

つづいて、ミニジャックの入出力端子の位置を決めます。
僕は中央にボリューム、その左右に、入出力端子をつけましたけど、
一番右にボリューム(左利きの人なら左にボリュームも良いと思います)
左に入出力端子をつけてもOKですね。





ボリュームノブと干渉しないか確認。
丸いナットが穴を開ける部分です。





左右にスイッチ、LEDのランプをさしこむ穴を
開けますが、写真では端に寄り過ぎています。
寄りすぎるとケースのネジに干渉して
失敗するので気をつけて下さい。
勿論僕は失敗しました(笑)

_| ̄|○

気を取りなおして穴を開けます。
初心者でも、だいたい30分〜1時間もあれば、綺麗に開けられますね。
コツは丁寧に、慌てない、お気に入りの音楽でも聴きながら
やると良いです(笑)僕はネットラジオ(トランス)を聴きながら
やってました。脱線しますが、こちらの番組がオススメ。
音楽を聴きながら、たまには部屋でダンスダンス!w

http://www.etn.fm/

右上にあるTranceStreamの192Khzをクリック!
ノンストップDJ MIXが聴けます。

ビートに合わせてヤスリを動かし過ぎてヤスリで
ケースを削り過ぎないように注意して下さい(笑)
経験者は語りますw冷静に、COOLに行きましょうw


…脱線はいつもの事ですが、話を戻しまして
穴を開けるとこんな風になります。





両端の穴がケースのネジに干渉しちゃうので、
これはちょっと失敗です。
実際はもっと中央に寄せるように作らないとダメですね。
次回からは失敗しないようにしないと。

そして試しに全ての端子を付けてみます。仮組みです。





良い感じですね。
僕が以前、CMOYコピーを作ったものと
見比べてみます。




トランプケースとだいたい同じくらいのサイズです。
LEDは必要ないかも(笑)
チップ型のLEDとか、自己点滅式LEDを
入れても面白いですが、ここでそれを書くと、
初心者には敷居が高いですし、

メインのヘッドフォンアンプの駆動時間が減るのも
いただけませんので、まだまだ色々やる予定ですが
次回に作る時にでも組み込んでみますね。

と、ひとまず今日はケースの加工編と言う事で
次回は基板のパターンを書いてみます。

ここまで読んで下さってありがとうございます!

次の記事に続きます。

Chu-Moyヘッドフォンアンプの製作・その2(基板・前編)

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