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[06/05/10]

オペアンプ多段型ヘッドフォンアンプのインプレ

今回は以前作った、Chu-Moyヘッドフォンアンプの応用編と
言えるものにあたります。

以前作ったCMOYはこちらかどうぞ。


・ Custom,Mod Chu-Moyヘッドフォンアンプの製作


ナショナル・セミコンダクターのオペアンプ、LM6171を
レイルスプリッタとして使用して、
バーブラウンのOPA2604APを2つ使って作ってみました。

これは、こちらのももじさんのサイトで
アップされていた回路を元に作製しています。

・ アイワX122改造&アンプ製作

みなさんもヘッドフォンアンプ(HPA)を作ってみませんか?



































アッ…間違えたw

アッーーーーー!!!と言う兄貴ネタは置いときまして(笑)

出来た写真はこんな感じに。





ブレッドボードで作ったので、空中配線や、
コンデンサの足、それから一部の抵抗の足も長くなっていますが
この後、基板で組み直して作り直すため、実験用に組んだので
どんな音がするのかを確認してみたかった、と言うのがあります。
なので、これでOK。
このまま使用する場合ならば、足は出来る限り短くした方が良いでしょうね。

抵抗の足をカットして、ボードにさしこんで行くだけなので、
1時間ちょっとの作業で出来ました。ハンダ付けは無いので簡単ですね。
写真はえーと、VR、それから入出力のジャックは省いてる写真です。





こっちが完成品。コンデンサはブラックゲートのノンポーラ(無極性)、
BG-NX 25V1000uFと同じくBG-NX 50V0.47uF、
ニチコンのMuse25V1000uF×2個、

サンヨーのOS-CON25V22uF、スチロールコンが50V68pF×4個、
50V340pF×2個と、東信工業のポリエステルフィルム50V0.22uF×2個
マイラコンは(たぶん岡谷)の50V0.1uF×2個
(クロスフィードONの場合は更に0.22uFか0.1uFを×2個)

抵抗はKOAの金属被膜抵抗。
(基板で組み直す時にDALEかPhilips辺りでやる予定)
電池は006Pの9V(充電式なので8.4Vですが)×2個を
直列で繋いで18Vとしています。

以上ですね。コンデンサは出来る限りブラックゲートにしようと
企んでます。OS-CONも良いんですが、耐圧の問題と
入手性の問題から、これも、もうちょっと色々考えてみる予定です。

ELNAのシルミックとか、ディップマイカコンとか入れちゃおうかな?w





レイルスプリッタ用のオペアンプは先ほども書いた通り、
ナショナルセミコンダクターのLM6171。
これは1回路ですね。2回路入りだとLM6172になります。

VRとジャックはこちら。





お約束のALPSのミニ・デテント。2連10K。Bカーブです。
Aカーブの物も手に入れたので、基板で組み直す時は
こっちを使用する予定。もしくは東京光音のアッテネーターを
買おうか…迷い中(笑)





こちらの写真ではAD8066ARを2つ使っていますが、
もちろんこっちでも、音はばっちり出ます。


気になる音のインプレですが、
CMOYと比べて大幅に音の鮮度と言うか、
定位、分解能は良くなり、低域のアタック感がアップ。

それからCMOYで感じた、エッジが効いたような粗い音が収まります。
凄くまろやかで聴きやすい。
これはCMOYと同一のオペアンプを使った場合での比較ですね。

僕の場合、OPA2604を使って試してみましたが、音の密度が
上がると言うか、非常に豊かな柔らかい低音が印象的でした。
相変わらず2604独特の、特定の帯域が張り出した不自然さは
消えませんがw

AD8066の方が、聴いていると音が自然で、聴きやすいので、
今はこっちにしていますが、他にも色々なオペアンプで
試してみたいと思ってますが、バッファ用のオペアンプがあるので
2個必要なんですよねぇ。

やっぱりOPA627を(ry
もう1個買うのはう〜ん…(笑)
バーブラウンの音が好みじゃないと、無駄になってしまいそうで。

それと、このHPAにはもう一つ、機能があって、
クロスフィード機能がついています。クロスフィードとは、
減衰した右チャンネルの音を遅延させつつ、
左チャンネルに混ぜるという処理を、ヘッドフォンの左右で行う事で
擬似的に前方定位を生むことが出来ると言う物です。

HeadRoomでこの機能がついたHPAを考案した人がいて、自作派でも
話題になった…と以前どこかで見た覚えが。(笑)

違いは本当にわずかなんですが、聴き易くなるおかげで
耳への負担が減ると言うふれこみだったのに
僕は聴いてて、すぐに気持ち悪くなったので
今はこの機能をOFFにしています。変に不自然に感じてしまって。

ちなみに、これはソフト側でも設定出来るので、
興味を持たれた方は、PCでこんなソフトをインストールして
試してみると良いかも。


・クロスフィード処理ソフト『音楽をヘッドホンで聴こう!』



このオペアンプ多段型HPAは、僕がメインで使っている
DrHEAD改と音を比べても、甲乙はつけがたいです。
しかし、良質な抵抗や、コンデンサ、それから線材を良い物に
変えれば、ひょっとしたら、DrHEAD改を
あっさり凌駕してしまうかもしれません。

DrHEAD改は、コンデンサにI.T.E.のフィルムコン(価格が高過ぎ)や
OS-CONのSEPシリーズ、ブラックゲートのBG-NX、MUSEのKZ等
入れたのでこれ以上やれないとこまでやったのと
比べてこの結果ですから、多段型も高級品のパーツをおごってやれば
凄そうですね。

それでも、006P型の電池の持ちの悪さや

(OPA2604×2なので実質4時間くらいしか持たない
テスターで電圧を調べたら、片方の電池だけ
1.1Vくらいまで落ちていたので、単に
僕の勘違いだったかもしれません。7〜8時間は持つかも。

何故電池がこんなに減っていたかと言うと、スイッチをつけていないため
ケーブルの抜き差しで電源ON/OFFのため、ケーブルを抜いて
電源OFFにしたつもりが、ケーブルを抜いていなかったためですorz)

コンデンサのサイズが大きくなる事で、
ポータブルで使用したいなら、入れ物も含めて
もう少し部品の選定を考える必要があります。
CMOYのように小型化したいならば、回路の簡略化、電池の問題を
解決しないといけませんしね。

これにOPA627等の高評価のオペアンプを載せたら
消費電力は更に増える訳ですから、悩みますね。うーむ。

勿論ケースも大きくなってしまうので、
この辺はどこで折り合いをつけるか…
悩みどころ満載ですが、楽しいですw


作った後で、思ったのですが、
これって部品代が結構かかっているんですね。
入れ物込みで、トータルで5〜8千円くらい?でしょうか。
そりゃ、市販品よりは遥かに安いので、全然問題ありませんが、

この辺は値段なり…な部分があるので、
次はやっぱりDrDACとかの回路をコピーして、
イジった方が幸せになれるような、なれないような…(笑)

一応ですね、もう一つ報告として、AC電源による駆動も試してみました。





何の電源アダプタだったか忘れちゃいましたが、家に転がっていた
12V1.5AのACアダプタと、同じくDJミキサーのノイズフィルター用に
使おうと思って、放ったらかしにしたまま、部屋の隅に転がっていた
ノイズフィルターを使って、繋げてみた所、問題無し。

ただし、バッテリー駆動と比べて音の鮮度は落ちますね。
ノイズフィルターがノイズを遮断する分、音は綺麗になりますが
躍動感や音量感まで減衰するという副作用があるためなのか、

それとも電源ACアダプタが粗悪なのが原因か…
これはちょっと分かりませんが^^;

ノイズだけで判断するならば、良好でした。
ただ、ACアダプタも、ノイズフィルターも全く通電していなかったので、
ちょっとバッテリー駆動と比べて音が荒く感じます。

これはしばらく通電したら
また結果が変わりそうなので、試してみたいところ。
と言っても、バッテリー駆動で使うのを前提で
作っちゃいますけど(笑)




















こっちを見るなぁ〜〜〜〜〜(笑)

兄貴が熱い視線で、HPAを

や ら な い か ?

H P A 作 ら な い か ? と見つめていますがw

これを読まれたみなさんも、是非HPAを作ってみませんか?
ブレッドボードで作る場合でしたら非常に簡単ですし、
ハンダ付けも要らないので、簡単です。

と言う感じで、今日も中途半端に終わります(笑)

ここまで読んで下さってありがとうございます!

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