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[07/09/13]

Custom,Mod オペアンプ多段型・A47式 改の製作(部品編)

と言う訳で、CrossOverでちらっと取り上げたら
一部で局地的に話題になった(と思われるw)A47改の
作り方を今回から集中的にお届けしたいと思います。
A47改と言っても、オペアンプによる分圧回路を追加しただけの
仕様ですから、大したもんじゃないのですのが^^;


それはさておき、
この記事は期待されていた方が多いようで、僕としては
プレッシャーで毎日((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルものだったので
やっと精神的プレッシャーから開放されそうですw


その前にまず、CMOYでも書いたこちらを。





ヘッドフォンアンプとは?

ヘッドフォンアンプとは、その名の通り、
ヘッドフォン(イヤーフォン)と、ミュージックプレーヤーの間に挟む
音の増幅装置(アンプ)です。

ポータブル用途だけではなく、AC電源から給電する、
据え置き型まで大小様々な物がありますが、
値段もピンキリで、ネットでは
Chu-Moy氏が発表された、CMOYアンプが
まず自作の第1歩として、自作派の間で人気があります。
(僕が去年書いた、詳細な作り方をCrossOverで載せた事も
少しは皆様のお役に立てたようで、
他所のブログなどでも作ってみて、感動した!と言う
感想を頂くとやはり嬉しいもんですね^^)


このヘッドフォンアンプ、iPodやポータブルCD,MDプレーヤーなどが
一体型コンポ(アンプ+プレーヤー)だとするならば、

単品コンポのように、アンプ+CD・DVDプレーヤーにしてやれば
役割分担が出来る上に、音質や音の解像度の向上、
音量が足りなくなると言う問題が、解決できる訳です。
ただし、ポータブルですから、サイズの問題、電池の持ちの問題など
色々あるため、据え置きと比べてどうしても適わない部分も多々あります。
その代わり、ポータブルならではの利点もあります。




利点は追々書くとして、
ここではヘッドフォン アンプ=
Head Phones AMP=HPAと書いていきますのでご了承下さい。


まず、今回は以前も書いたのですが、必要な部品を
書いていきます。通販でほぼ全て揃えられるので
地方にお住まいで秋葉原や大阪の日本橋に行けない方は
通販でまとめて注文すると良いと思います。


肝心のケースからいきましょう。

・ タカチ SW-120B

僕はタカチのケース、SW-120B(W60*H24*D120)を使用しています。
Sの方は色がクリーム色、Bの方は黒ですね。
これも各自好みがあると思うので、好きなものを使うと良いと思います。
上記のサイズ以上でしたら、ほぼ間違い無く入りますから、
上のサイズを参考に定規で確認してみてください。



次に基板。

・ タカチ TPC53-79


これは同じくタカチのTPC53-79(189円)と言うのを使用しています。
穴数:20×29 サイズ:53×79mmで、
これがタカチのケース、SW-120に、使いやすいです。

秋月で売っているガラエポ基板も安くて良いのですが、
ランドが結構剥がれ易いので、慣れないと危険ですからオススメはしません(笑)
今回、僕がCrossOverで載せるタイプの基板は、秋月の物を使っていますが
真似される方は抵抗やコンデンサを載せる位置を各自少しズラすなりして
考えてみてください。全然難しくは無いので大丈夫です。
もちろん、他の代用品は上のサイズであれば、
何でもOKです。サイズの大きい物を買って
ご自分で加工されるのも良いと思います。


そして電池スナップ。これは006P型の物であればこちらもなんでも大丈夫(のはず。)

・ 006Pスナップ×2

僕は透明の1個30円の物を使っていますが、ハードタイプの1個40円だったか
50円のでも良いと思います。この辺は各自のお好みで。


次にボリュームノブです。これも好みがあるのでお好きなものをどうぞ。

・ TEAC LEX B-15

ただ、大きい物を選ぶとジャック干渉する事があるので、気を付けて下さい。
CMOYで使った奴なら1個105円です。


続いてコンデンサ。


積層セラミックコンデンサは50V0.1uF×4。
それと1uF(42円)×2。






こちらも
共立(以下デジット)でおいてありますが、代替えとして写真のような
フィルムコンでも良いと思います。

左上の黄色い奴が指月の積層フィルム。
青いのがシーメンスのMKT(メタライズドポリエステルフィルム)。
赤いMのマークが入った物が
松下のポリプロピレンフィルム。グリーンのリード線が長い方が
マイラフィルム。下の四角い奴がEROのポリエステルフィルムです。

かなり(僕にしてはw)ケースには
余裕があるものを選んでいるつもりですが、
サイズには十分気を付けて下さい。大きすぎて入らない、なんて事も
十分考えられます。

16V4.7uF×4

こちらはタンタルコン、もしくはOSコンを使います。
タンタルコンは1個63円。OS-CONは千石でしか通販が厳しいですが、
タンタルコンの方が音はOS-CONより音が乗らないので良いかもしれません。
耐圧は16Vの物を使っていますが、安全を見越すなら20V、もしくは25Vの物を
オススメします。サイズ的には若干厳しくなりますが、その辺は
ケースを替える、レイアウトを考えるなどして、上手くやりましょうw





電解コンデンサは、
・ 16V4700uF×2
・ 16V220uF×2


僕はUTWRZ472Mと言う、東信工業の低ESRコンデンサ、UTWRZシリーズの
16V4700uF(105円)を使用しています。
サイズは16×31.5mmで、このサイズよりもう少し大きくても
入れる事は出来ますから、その辺はこちらも各自趣向を凝らしてみてください(笑)
耐圧25Vの18×35.5mmも入れられるはずです。

16V220uFは8×11.5mm。サイズが25Vのものと一緒のため、
僕は25Vの物を推奨しますが、この辺も好みでどうぞ。
デジットで1個31円。

(デジットの通販で全て揃えるのであれば、
充電電池で使用する場合、東信工業の
10V4700uF(126円)でも問題は無いですが、
万が一を考えて、35V4700uF(262円)をオススメします)

(在庫が無い場合、代替えで電解コンデンサの
耐圧を上げる分には問題ありません)


電源スイッチ。





こちらはどんなものでも大丈夫ですが、各自のお好みでどうぞ。
僕は基板に直付けするタイプのものと、ケースにネジ留めするタイプのものを
両方で試してみましたが、基板直付けタイプはケース加工の
難易度が上がりますので、その辺は
使う方次第と言うことで^^;
CMOYで使った1回路2接点の物であれば大丈夫です。


LED。





これもお好みでどうぞ。CMOYのようにケースにつける物、
基板に直付けの物、それぞれ好きな物を選んでください。
写真は3パイの青色LED。
こちらの3パイのサイズの方が使い勝手は良いですね。
もちろんCMOYで使ったようなケースにネジ留めする奴でも
良いと思います。


ステレオミニジャックです。

・ ステレオミニジャック×2





今回初めて使ったこのジャック、
これはマル信無線のジャックで、MJU-3XFと言う物です。
これももちろん、デジットで購入する事が出来ます。
1個105円。もちろん、CMOYのように空中配線をさせるなら
CMOYと同じものでもOKですからその辺はお好みで。

ちなみにCMOYと同じタイプのものならば、
配線はかなり楽になるため、ケースのレイアウトも
応用が利きますね。


ボリューム。

・ALPS ミニデテント2連Aカーブ





こちらは出来れば良い物を使いたいところですが、
一応、ALPSのミニデテント2連Aカーブ
(秋葉原ならあぼ電気さん)をオススメしておきますが、
地方在住で、秋葉原に買いに行く事が出来ない、
別途、ALPSのボリュームを、通販するのが面倒ならば

デジットで取り扱っている、
『基板用2連可変抵抗(A)[R指]/RK0972-A10K L-20KC (-)』
と言う奴で良いと思います。こちらは2連10Kのローレット加工されたもので
ギザギザが付いているのでボリュームノブも様々な物を
使用する事が出来ます。お値段178円。

次に抵抗です。1/4Wで、


47オーム×5
2.2k×2
4.7k×2
10k×4
100k×3


最後の100kの一本はLED用なので、音響用とかではなくても
大丈夫です。

抵抗は一応、デジットでは10本売りで売られていますから、
2セット20本くらい買っておくと、何かあった時に便利かもしれません。
使う抵抗は金属皮膜、カーボンともにどちらでも良いですが、
音の傾向は結構変わってきます。

音の比較は、うちのCrossOverでも様々な物を取り上げてきましたが
表現力が無いためかなり抽象的な表現になってしまっているので
こちらの試聴屋さんのページが非常に参考になります。
アンプを作る作らない関わらず、抵抗のお話は非常に勉強になるので、
是非一読する事をオススメします。

http://www.tachyon.co.jp/~sichoya/index.html






それでですねw話を戻しまして。
僕の簡単インプレですと、
カーボンの方は独特の味付けはあるものの、オーディオっぽい感じがしますね。
(あくまでデジットで売っている汎用の安い抵抗での話です。
オーディオ用のカーボン抵抗だとまた色々…以下略)

金属皮膜は音がスッキリする傾向
(曇りがカーボンと比べてあるとも言いますが)にあるので
この辺は好みで良いと思います。
僕は千石で売っているKOAの金属皮膜(100本300円)と
秋月のカーボン抵抗(100本100円)を使用しました。

音響用をポータブルアンプで使うのであれば、
サイズが小さい、進工業のプレート抵抗や、
ニッコーム(、XICON、DaleのRNシリーズ、
CMFシリーズも良いでしょう(いずれも1/4Wか1/2W。)
通販だとギャレットオーディオさんで
様々な種類の抵抗を取り扱っています。

http://www.garrettaudio.com/

こちらはボリュームのツマミやハンダなども素晴らしい物が
たくさんおいてありますので、みておくと面白いと思います。
個人的にはクロームメッキの、ドクロのボリュームノブとか最高なんですがw
ケースもメタルっぽい奴にすれば、パンクっぽいアンプになりますね(笑)
デスメタル聴いてます!みたいな^^;

ちなみにギャレットオーディオさんは
結構近所なので、店頭でも売ってくれると僕としては
ものすーごい助かるのですが(笑)




話しが脱線するので、それはおいときまして^^;

ICソケットです。

・ DIP8PIN×3

これも丸ピンのDIP8PIN型を三つ。
丸ピンICソケット 08pin[R指]/SA-0830-00G (-) 台湾製の奴ならば、
内側の接触面が金メッキになっていて精神的に良いです(笑)1個26円。
これもデジットです。

僕は手持ちが丁度無かったため、16PIN+8PINという秋月で売っている奴も
使ってみましたが、この辺も各自のお好みでどうぞ。







そしてオペアンプ。

実験用にNJM4580D(D)を二つほど買っておく事を
激しくオススメします。


4580を購入の理由は以前
OPA627AUを飛ばしてしまった苦い経験からも、以前書いた、
良寛和尚の言葉じゃないですが、




『散るオペアンプ 残るオペアンプも 散るオペアンプ』


字余り。


























        __     __
       \|\_\  ∠ /|/
          |○|  |○|
  _| ̄|○   _     _   ○| ̄|_
        / /|)  (|\ \
        | ̄|        | ̄|
      / /        \ \












『うらを見て おもてを見ていて 散る627』


激しく鬱です…(泣)





(注:ちなみにこのOPA627は、1個2,000円〜3,000円くらいします)


ですので、高いオペアンプをいきなり挿して、あぼーんすると
本当に目も当てられないので、1個50円のオペアンプで
まずは実験してみる事を激しくお勧めしておきますw

上の写真ではずいぶんと良い物が写っていますがw
もちろん、これも使えます。627BP(要変換基板)を
4個入れれば、これだけで合計16,000円もしますから
まさに黒い宝石な訳ですが、これを飛ばしたら
シャレになりませんからねw

もちろん、音の方は結構強烈です。
(僕ならコンパクトに収まる627AU×4や、AD8620×2をオススメします。
こちらも変換基板が必要ですが、ヤフオクでOita Factoryさんのように
ハンダ付け済み品を購入すれば難易度はぐっと下がりますね。)

お値段もこちらなら合計4,000円〜7,000円くらいです。





この評判の良いオペアンプは、秋葉原の店頭で
手に入るものが少なく、大概が通販になってしまいますが、
僕の構成で値段もそこそこに音声増幅談の組み合わせでオススメなのは

AD8066AR(Z)(要SOP→DIP変換基板)+AD826AN(Z)ですね。
もしくはAD823AN(Z)+AD826AN(Z)、AD823AN(Z)+AD8066AR(Z)など。
AD823+AD8066の組み合わせは、音が固いものの、
非常にクリアで、C&CのXOみたいな音になります(笑)

バーブラウン系も良いですが、この辺は好みでどうぞ。
例えばOPA2134+OPA2134、OPA627(要・変換基板)+OPA2134などなど。

最後、分圧回路に入れるオペアンプはナショナルセミコンダクターの
LM6171BINです。これもデジットで購入出来ます。
1個462円。秋葉原界隈では若松、サン・エレクトロで置いてあったと思うのですが、
在庫を切らしてたかも。あと、代用としてはLM7171BINが秋月で売っています。
こちらは1個200円。僕は消費電力も小さい、LM6171の方をオススメしておきます。



最後、内部配線材は

錫メッキ線0.32mm/TCW-0.32 L-20 (-)280円

と耐熱絶縁ビニル電線10m袋入/KQE0.5mm(355円)があればOKです。
色は何色でもOK。これはCMOYを作った際に余ったケーブルでも代用出来ます。

それと
熱収縮チューブ(1mmか、1.5mm径のもの)

これもあると便利です。

全て1つの線で行くならビニールチューブに通された銅単線や、
エナメルコーティングの銅単線などをなどを使うと便利ですね。
もちろん、銀線で音質をチューニングするのも手ですね。
例えば、iPod等でラインケーブルにJs Dockさんのような、
良いケーブルを使用しているのに、その先のオペアンプまでの
配線に細い汎用の銅線だと、
当然その音が乗る訳ですから、精神的にイヤだと言う人もいると
思われますので(笑)


以上で、全ての部品を書き終わりました。
他、工具が必要になりますが、今回は最低、
CMOYを作られた方を対象にしておりますので、CMOYで使った
工具で十分事足ります。なので、端折りますがご了承下さい(笑)

音の方はCMOYと比べ、かなり違いが出るので、丁寧に作れば
同価格帯の市販品レベルの物とは比較にならないくらい、良い音が出ますので
是非頑張ってみて下さい。

書き足りていない物があれば、適宜追加していきます。
これで足りるとは思いますが…^^;


次回から詳細な記事を載せますのでお楽しみにw

ここまで読んで下さってありがとうございます!

続きはこちらからどうぞ。

・ オペアンプ多段型、ムジカ・A47式 改の製作(基板・前編)

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