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[07/09/24]

オペアンプ多段型・A47式 改の製作(基板・後編)

体調不良にも関わらず、おかしな怪電波を絶好調で飛ばしている
CrossOverの中の人も、2011年の地上デジタル放送への
切り替えまでに地デジチューナーをゲットする方が先か、
怪電波をアナログからデジタルに変更する方が先か
真剣に悩んでおりますw


関係無いですが、デジタルになると
映り(僕の見栄えも)も良くなりますしねw



…。
あんまり面白くないネタorzはさておき、
と言う訳で、前回のA47製作記事の続きです。
まず過去ログから。

・ Custom,Mod オペアンプ多段型・A47式 改の製作(部品編)
・ オペアンプ多段型・A47式 改の製作(基板・前編)







今回は具体的な配線の方法をご説明します。




前回の抵抗のみの写真だと分かりづらいですから、こちらをどうぞ。
写真は全て拡大出来るようになっていますので
拡大してじっくり見てみて下さい(笑)













写真をクリックで拡大します。

抵抗の順番です。写真の青い抵抗は金属皮膜のKOAの物ですが、
手持ちに100kが無かったため、47kで代用しています。
もちろん、これでも大丈夫です。

こちらも基板裏からハンダ付けをします。やり方はCMOYの項目でも
書いた通り、抵抗の足を利用しても良いですし、根元から切って、
代わりに銀線や銅線等で配線しても良いと思います。

続いて配線パターン。


















写真をクリックで拡大します。


これがあれば大丈夫ですね。配線に困る事は無いはずです。

注意点は写真右側のステレオミニジャックの
入力(INPUT側)のすぐ隣がGNDの配線と
クロスしている事。(ボリュームの真横です)
もう1箇所、1番上のオペアンプの黄色と
緑色の配線部分もクロスしていますね。

ここは裸線を使う場合、そのままクロスさせてしまうと
ショートしてしまうので、CMOYの項でも書いたように
錫メッキ線のように裸線ならば、熱収縮チューブを被せたり
テフロンチューブやビニールチューブなどで絶縁しておいて下さい。

これで音声部分の配線、一部の電源部分の配線は終わりです。
CMOYより配線自体は楽ですから、慣れれば2〜3時間もあれば
作ることが出来ると思います。


次に電源部分の配線及び、コンデンサの取り付けです。





























写真をクリックすると拡大します。

総武線のカラーのような黄色い線はマイナス電源、
中央線(関西なら環状線ですねw)のような
オレンジ色の線はプラス電源になります。

グリーン色は仮想グランド(バーチャルGNDとも言います。
Virtual Grand=V GNDとも書きますよね)

上の二つの抵抗が見えますでしょうか?ここは10Kを2本使います。
CMOYを作った際、抵抗分圧でこの10Kを使いましたが、
今回は更にオペアンプを使った分圧なので、CMOYと違い、
電圧が低くなってきて、正負が揺らぐ事が無い
(オペアンプが動かなくなるまで無い)ため、
より安定して分圧させる事が出来ますね。


電源の配線での注意点は、電解コンデンサや
OSコンの極性には十分ご注意を。
写真を拡大すると分かりますが、+、-を小さくふってありますから、
よく確認し、電解コンデンサの極性に気を付けて配線して下さい。

パスコンの方で使う、積セラや、フィルムコンには極性がないので
こちらはどっちでも大丈夫です。



































写真をクリックで拡大します。

コンデンサを載せるとこんな感じになります。
コンデンサを立てられないので
寝かしていますが、こうすれば綺麗に収まりますね。


もう1枚。







ここでまたまた簡単にお勉強をしましょう(笑)
電解コンデンサは、僕は16V耐圧の物を推奨していますが
掲示板で質問がありましたので、この理由を書いておきます。


よく、オペアンプの表記で見かける、動作電圧で
製品自作問わず、アンプをイジった事がある方には非常に有名な
Burr Brown、バーブラウン社(現Texas Instruments社)のオペアンプで
OPA2134PA(AU)と言うのがあります。

TI社のHPからDL出来る、データシートを見ると
このように書かれています。

FLEXIBLE SUPPLY RANGE:
・ +5V to +36V Single Supply
・ ±2.5V to ±18V Dual Supply


シングルサプライ=単電源
デュアルサプライ=両電源

と言う意味で、今回のA47然り、ネットでの作例の
自作アンプだけではなく、海外のガレージメーカーの製品は
だいたい両電源による構成のHPAを作っています。
単電源はプレーヤー一体型の製品に多いですね。
(ポータブルCDPやポータブルDAP等)

CrossOverで書いている、A47は006Pの9V電池は電池を二つ使う訳ですから
当然9V×2で、18Vになります。ただし、これは単電源の場合です。

仮想GNDを作り、GNDとV+、GNDとV-に16Vの電解コンデンサを
繋げる訳ですので、これは両電源動作になるので、
試しにHPAが完成した後、
GNDとオペアンプのV+のところにテスターを当てると
9Vの表示を示すと思います。

と言うことは、16V耐圧の電解コンデンサでも
問題は無いという訳ですね。極端な事を行ってしまえば、10V耐圧でも
スペック的には問題はありません。
ただ、万が一を考えた場合、コンデンサの安全(寿命)も考えると、
16Vの方が良いですよね。あと、精神的にもw

ですが、CMOYや、ももじさんのサイトで006Pを2個使ったもので、
25V耐圧や、20V耐圧を奨めるのにはきちんと訳がありまして、
あくまでもGNDを作りだして、きちんと分圧出来ると言う前提ですから、
万が一、配線を間違えたり、失敗して片側の方に電圧が流れ込むと
(例えば+17 -1Vとか、0V、-18Vとか)

コンデンサはお漏らしをするか、OSコンだと、
ショートして周りのICなどを巻きこんで
死亡します。特にOSコンは耐圧に関してはシビアなので
絶対に耐圧を越えないようにしないと危険です。

回路に詳しい諸兄なら、分圧が上手く行かない原因や
対策もすぐ思いつくかもしれませんが、
CMOYで始めて電子工作デビューされる方や
ブレボで、ハンダ要らずで作るアンプを作られる方全てが
絶対に失敗しないで作れると言う保証は無いので、
『転ばぬ先の杖』ではありませんが、
保険をかけている訳です。

ですので、今回のうちでのA47式、失敗すると
コンデンサやオペアンプが死ぬ可能性がありますから、十分ご注意下さい(笑)

つまり、18Vの電池だと25V耐圧のコンデンサじゃないと
ダメじゃないの?と質問される方がいらっしゃいますが、
電池の+と-にコンデンサを繋いでいる場合ですと、アウトですが、
+とGND、-とGNDだと、電圧が半分に分圧されている訳ですから
(18Vじゃなくて9Vになる)
電解コンデンサは16V耐圧でもOKという訳ですね。


※電解コンデンサは一般的に同容量の物であれば、耐圧が低い物の方が
サイズは小型な物が多いので、25Vより16V、16Vより
10V耐圧の方が小さくなる事が多いです。
つまりアンプを小型化するには、コンデンサのサイズは
小さい方が有利になります。オーディオ用のコンデンサですと
サイズが耐圧が低くても大きいため、ポータブルアンプだと
使いどころに困る事が多いですが^^;







さて、次回は今回説明できなかった
部品(スイッチとLEDの取り付け、ジャックの極性など)
及びケースのお話です。

完成までもう少しですね。

続きはこちらからどうぞ。

・ オペアンプ多段型・A47式 改の製作(部品・説明編)

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