ポータブルDAC兼ヘッドフォンアンプ・Dr.DACとかの話でも。その3
今回は改造編と言う事で、Dr.DACの王道な改造から
少し突っ込んだ所までを書いてみたいと思います。
まずは過去記事から。
・ ポータブルDAC兼ヘッドフォンアンプ・Dr.DACとかの話でも。・ ポータブルDAC兼ヘッドフォンアンプ・Dr.DACとかの話でも。その2
写真をクリックすると拡大します。まず標準で付いているSAM YOUNGの電解コンデンサ、
16v470uFを8個全て取り外します。
写真は8個ほど取り外した後ですね。

今回
恐喝依頼された舞踏家、じゃなかった
武闘家アンディさん(仮名)のDr.DACは
R&BやHipHopをメインに聴かれるとの事だったので、
今までの僕の改造での音作りの方向性を
ちと変えまして、電解コンデンサも違うものを使用してみました。
MuseのKWシリーズ、16V1000uFと470uFです。

続いては前回も説明しました、二つあるうちの
左側のコンデンサは(C71)三端子レギュレータの
デカップリング用で、ここも重要です。
コイルのすぐ右側のコンデンサ(C86)が充電回路用のコンデンサ。
その隣(C71)はオペアンプなどのICの電圧生成に使われる
三端子レギュレーターのデカップリング用。
デフォルトは35V100uF。電圧を測るとLow Highモードいずれにしても
20V以上にはならない事から、僕とYOUさんのDr.DACには
20V150uFのOSコンに容量もついでに変更。
発熱量もぐっと減って、ケースが熱くならなくなったのは大きいですね。

アンディさんのDr.DACには、ここはオリジナルを守って100uFにしてあります。
ちなみに充電回路のコンデンサは
ショートピンと繋がっていて、ピンを抜くと充電回路をキャンセルする
仕組みになっています。もし、電池ボックスを取っ払ってしまうのであれば
こちらのコンデンサも取っ払って良いと思いますね。
充電回路に無理をして音響用のコンデンサを入れる必要性は
ありませんが、デフォルトのコンデンサはやや熱を持つので、
東信の30円くらいの、低ESRコンでも入れてもOKかもしれません。
見た目を考えるなら、音響用のでも良いとは思いますけど(笑)
充電回路のコンデンサにお金をかけてもちと勿体無いですがw
C77も充電回路のコンデンサですね。
なので、こちらも手を付けていません。
続いてIC周りの電源平滑コンデンサの説明です。
こちらは標準の16V470uFから16V1000uFに替えてみました。
ICに直接供給するコンデンサと言う事で、本来であれば
OSコンのような性能の良いコンデンサでも良いのですが
音色が相当乗る場所なので、僕とYOUさんのDACには
MUSEのFWを使用。このコンデンサ、かなり低音が出ますね(笑)
はいそこ、低音厨乙!とか言わないのw
KWを使用した方のDACは、KWは音のバランスが良いようで
非常に聴きやすいです。クセが少ないとも言えますが、
最近出たばかりの東信のオーディオ用電解コンなんかも
使ってみたいですね。あれもクセが少ないらしいので。
やはり新しいコンデンサはどんな音を出すのか気になる所。
…話を戻して。
Dr.DACは電源部分がかなり弱く、大食いのオペアンプにすると
ドライブ能力がかなり落ちるため、ほんの少しだけ容量を多めにした方が
バランス的には良いはずですから、この辺は改造する方の
意図次第で味付けすると良いと思います。
とにかく、なんでもかんでも良い部品を突っ込めば
良いという考え方はあまり宜しくないので、
音を作ると言う行為は、考えながら
試行錯誤した方が僕は面白いと思うのですが
いかがでしょうか?
車のチューンもそうなのですけど、
馬力競争とか、スピード競争(最高速がどこまで出せるか)をしても
結局公道やサーキットで、僕の技術でどこまでやれるか、
そこまで必要なのか?
と言う問題が大きくて、一時期迷走していた頃がありまして^^;
今は自分の手に余るような力を欲する事は無くなりましたが
若いうちは無茶したがる。。。ものなんでしょうかw
なので、ネットの情報(例えばCrossOverの情報)を
鵜呑みするのではなく、考えてやりましょうw
ただし、音楽を聴く場合は逆で、
『Don't Think. Feel!」(考えるんじゃない!感じるんだ!)と、かの有名なブルース・リーこと、リー・シャオロン師匠も
おっしゃっていますしw
これぞまさに小宇宙。CrossOverをお読みの貴方も
小宇宙(コスモ)を感じるんだ!
ペガサス流星(ry
ダイアモンドダス(ry
ダイアモンドバッファ(*´д`*)ハァハァ
…。
次にヘッドフォンジャック周りのコンデンサです。
こちらは説明書にも電源回路部が
Full Dual Power Supplyと書かれている通り、
電圧の変化によるPSRRやグランドノイズの影響を
受けにくい作りになっているらしいのですが、さて。。
基板裏面を見てみると確かにトランジスタが左右に独立して、
電源電圧を生成しています。
ここからBCP53・BCP56と言うトランジスタと、
電解コンデンサが繋がっていて、片方の足はGNDに落ちています。
ノイズの問題もそうですが、それとバッテリー駆動地において、
電流の応答性を良くするため、
片側を最初の470uF×2から容量を下げて330uF×2へ。
そしてもう片側を標準の470uF×2→1000uF×2へ変更。
ここら辺は自作でオペアンプによるレイルスプリッタ(分圧回路)を組んだ際に
やる方法と同じようにしてみました。
ここも先ほどと同じように1000uF×4でも良いかもしれませんね。

…と言うと、『うぉ〜AIRってすげええええええ!!!
回路について何かノウハウを知っているのか!?』
と思うかもしれませんが、単に余ってたコンデンサが
330uFしかなかったからです(笑)470uFは持ってなかったorz
なので、意味も分からず、無理やりこじつけてみた(おいおいw)
僕は回路についても完全に素人なので、
良い子のみんなは真似をしないで下さい(笑)
ちなみにYOUさんとアンディさんのDACは
1000uF+470uFです。
これでも十分だと思います。
…。
僕のDr.DACは良いのか悪いのかは
分かりませんが、普通のOSコンよりも
更に性能の良いSEPだと、普通の電解コンデンサと比べて
3倍近い性能を持っているため、ノイズ吸収も良いので
使ってみたところ、このSEPは音の方だと
ノーマルのOSコン(SSなど)と比べ
高域が強い硬い音になりがちなのですが、
こちらのSEPはそうでもなくて、意外とマイルドだったりします。
これは4年ほど前、DrHEADの改造で
SEPシリーズのコンデンサを使った際、知った事なのですが^^;
ただ、値段は結構高いのと
(Blackgateと同じか、もうちょっと高いくらい)
入手がやや難である事ですね。
僕は佐賀三洋から通販で購入しています。
納期は1ヶ月でした(一ヶ月待つと2割引くらいだったはず)

次にその下についている、同じく表面実装のコンデンサです。
こちらは標準は16V47uFが付いているのですが、
DrDACのコンデンサの中でも電源部の中では
比較的良いコンデンサをここに使っている事から
重要なのが推測できます。
(短にコスト削減のため、カップリングコンと
同じ物を使っている気がしないでもないですがw)
ここはすぐ隣にある三端子レギュレーターと繋がっていて
ここのデカップリング用のようです。
ここで生成された電圧が、前回書いたDACチップの
AKM4395の5V入力に直で繋がっています。
5V電源を生成している個所は実は二つあり、
アナログ用とデジタル用で別々に生成し担当しているのですが、
どっちがどっちだったかは忘れましたw
と言う訳でここにもOSコンを豆乳。
…じゃなかった投入orz

16V47uFが標準では入っていますが、他の方の改造では
耐圧16Vの物を使っていますが、16Vも必要はありません。
ここは5V電圧を生成する回路なので6.3V47uFで十分ですね。
ただ、3端子レギュレータにOSコンは
場合によってはよろしくないみたいですが
まぁ…細かい事は気にしないという事でw
ちなみに僕のDACには6V150uFを投入。これは
余っていた物がこれしか無かったからですw
という訳で更に続きます。
次回は三端子レギュレータ周り+カップリングコンでも。
続きはこちらからどうぞ。
・ ポータブルDAC兼ヘッドフォンアンプ・Dr.DACとかの話でも。その4
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