黒い天使のブログ(跡地)

こちらに移転しました→http://emma.blog.shinobi.jp/

[04/10/25-01:00]

「逆王手」という言葉を間違って使い続ける無知な新聞社

ある程度将棋を知ってる人なら
「またその話題か」と言ってしまうほどの既出なネタですが、懲りずに書きます。



現在、日本シリーズ第6戦で西武が勝ち3勝3敗になったことで、
各一般紙・スポーツ紙のWEBがこぞって
「西武逆王手」という見出しを使っています。
これは大リーグのリーグ優勝決定戦でも同様で、両リーグとも
2勝3敗だったチームが第6戦に勝った時
「レッドソックス逆王手」「カージナルス逆王手」という見出しを使っていました。



これは“逆王手”という言葉の間違った用法です!



今回の日本シリーズを例にとると、
西武は3勝したので「西武も王手」という見出しならまだいいんです。
しかし「逆王手」という言葉は、自分の王様への王手を遮った上で
相手の王様に「王手」をかけることをいいます。
西武は3勝しましたが、中日も3勝のままなのでこれは「逆王手」とはいいません。
これがテニスやバレーのように勝利手前で同点だと2ポイント連取が必要な競技で
負けていたほうが追いついて逆に1ポイント(アドバンテージ)取った時は
ピッタリ当てはまります。



将棋用語に関してはこの辺を見ていただくとして、
とにかく、双方がどちらもあと一つで負けて(終わって)しまう状態を
「逆王手」とは呼びません。
偶然この記事を読んでくださった方は、ぜひこんな間違った用語の使い方を
しないよう、切にお願いいたします。
そして願わくば、そういう新聞やWEBの記事を見かけたら
「この“逆王手”って見出し、間違ってるんだっけ」と
思い出していただけたら幸いです。





日本将棋連盟もいい加減抗議しろっちゅうねん。
TBURL Comment Top
Posted by 水鵬◆EmmaB4JB0o