創6月号:荒川弘×久米田康治対談「二重スパイみたいな気分です」(久米田)
毎年恒例の
「創」マンガ特集。(→
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去年の特集には荒川弘インタビューが掲載されていていましたが、
今回はなぜか久米田康治氏との対談という企画。
この組み合わせについては、記事冒頭でこのように説明されています。
>荒川さんは久米田作品をデビュー作から読んでおり、久米田さんは荒川作品を
>何度もパロディにして自身の作品に使っているという関係
荒川氏は学生の頃からサンデー読者だったそうで、その頃から久米田氏を
「面白いマンガ描いてる先生だなあ」と思っていたとのこと。
>対談は『マガジン』編集部立会いのもと講談社の社内で行なわれたが、
>危ない話の連発もそこはギャグ作家ならでは。
>聞いている外野席から笑いの沸き起こる対談となった。
以下、記事の中からいくつかピックアップ。
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荒川 「かってに改蔵」の「小金(こがね)の錬金術師」はもう、やった!という感じでしたね。
一話丸々、タイトルからして使われてましたから。昔から読んでるマンガ家さんのネタに
自分のマンガが使われるなんて、自分ももうここまできたぞ、みたいな感じはありますね。
久米田 僕の作品を読んでた方が作家さんになったりすると……、
ああ老いたなあと感じます。
荒川 そんな、一線を走ってるじゃないですか!(笑)
久米田 いや、ただ芸歴長いだけで、パッとしないで15年やってきただけです。
時々「小学校の時に読んでました」とか言われると、さすがにああ……って。
もうこのままどうなっちゃうんだろうと。
一同 (笑)
#私は「改蔵」後期からしか久米田作品知らないのですが結構長いんですね----------
−−−−ところで久米田さんはどうして突然、小学館の『サンデー』から
講談社の『マガジン』に移られたんですか?
久米田 もう長かったんで……読者も飽きてるだろうと思って。
(新連載で)「また久米田かよ」とか言われるの嫌だったんで、
じゃあ他のところでと。幸い『マガジンに』拾っていただいて。
荒川 『サンデー』と契約はなかったんですか?
久米田 ないですね。
−−−−小学館と講談社の違いとかは感じますか?
久米田 僕が感じる限りでは、まったくないです。
ただ、お互いにお互いの事情を全然知らなくて面白いなあって。
お互い、世間で言われてるようなことしか知らないんです。二重スパイみたいな気分です。
だから、ここであんまり『サンデー』のことは話さないほうがいいのかな……
(小声で)『マガジン』の秘密の部分も話さないですよということで。
一同 (笑)
#これで次は『ジャンプ』で連載始まれば凄いんですがね〜----------
(ファンレターの話題の流れから)
久米田 錬金術だと、いわゆる、うるさ型のファンも多いんじゃないですか?
扱ってるテーマがテーマですし。
荒川 うーん、でも錬金術については、私はおいしいとこ、使えるとこだけもらってるかんじですからね。
久米田 「鋼」はちゃんと本を読んで描いてる感じはします。
もう一個の錬金に比べたら、もう全然。
荒川 (笑)あれは、仕事場のみんなでご飯食べにそば屋に入ったら
置いてた『ジャンプ』でちょうど第1話が載ってました。
やっぱり和月伸宏先生はうまいよね!って回し読みしました。
かぶったとかいう話は特にしませんでしたね。
久米田 僕は和月さんなんて一言も言ってませんよ。
またそうやって僕を悪者にしようとして。罠ですか、コレ?
一同 (笑)
#「もう一個の錬金」なんて誘導したんアンタやんか(笑)
まあフォローしておくと、「本読んでないから駄目漫画」なんて一言も言ってないし、
史実の“錬金術”に近いかどうかとマンガの面白さは別問題。
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記事中にはそれぞれの好きなマンガ作品についてや
(そういや
ぱふ4月号のアンケートで二人とも「エマ」を挙げていたっけ)
久米田氏の描いた「鋼の錬金術師」キャラ達や
荒川氏の描いた「さよなら絶望先生」のキャラのイラストも掲載されています。
ぜひ書店にてチェックしてください。
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Posted by 水鵬