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[06/11/19-21:10]

『時かけ』細田守インタビューも!「CUT」12月号:日本のアニメ映画ベスト30

特集の内容からして
「雑誌のタイトル、『OUT』のほうが似合ってるよなあ」
と考えてしまった私はオッサン(´・ω・`)

【amazon】
Cut (カット) 2006年 12月号 [雑誌]
B000K9KP2E



雑誌の紹介ページから引用。

『機動戦士ガンダム』富野由悠季
『新世紀エヴァンゲリオン』大月俊倫プロデューサー 
『攻殻機動隊』押井守15000字インタビュー 
『時をかける少女』細田守
『鉄コン筋クリート』 蒼井優、宮藤官九郎×マイケル・アリアス
アニメ中毒者対談 岡田斗司夫×品川祐(品川庄司)
「オタク in USA」 パトリック・マシアス
『パプリカ』今敏
『アフロサムライ』RZA、岡崎能士



ベスト30の順位については各自思い入れがあると思うので置くとして、
各インタビューや対談はチェックしておいて損はないかと。
以下、いくつかピックアップ。



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<細田守インタビュー>
――すごく乱暴に言うと、いま監督のフェティッシュは人間であり、日常であり、
そういったものをいかに繊細に緻密に描くかっていうことですよね?
技術的な面においても、背景の描き方だったり、カメラが動かないとか、
人物の影をあえて無くすとか、そういったところに全部結びついていて。
アニメって実は記号的な表現がものすごく多いですけど、そのステレオタイプを
全部1個ずつ見直していこう、という感じがしますよね。

細田 それは本当にあると思います。おっしゃるとおり、アニメーションは本来記号の集積ですので、
だからこそ型にはまりやすい傾向があるんです。
記号性はアニメーションにとって時には特性でもあり、同時にまた欠点でもあるんですね。
伝えるべきことをダイレクトに伝達できるという利点の反面、
気を抜くとすぐにジャンルっぽくなっちゃうというか、パターンになりがちなんです。
だからこそ不思議なもので、例えばどんな新人が演出しても、
アニメならそうひどい出来になることはあまりないんですよ。
逆にその分、ちょっとマシなものを作ろうと志を持った途端に、
あちこち立ちはだかるパターンの壁との戦いが始まるんです。
もちろんアニメを好きで観ている人は、
そのパターンを楽しんでるっていうのもすごくあると思うし、
定番を味わう快感があるのもわかるんですが、でも僕の考えでは、
言うべきテーマを伝えるために、パターンを見直していく作業を繰り返さないと、
テーマまでウソ臭く見えちゃうと思うんです。
今回の映画は、言葉で言うと当たり前すぎるぐらいストレートなテーマですが、
当たり前なことを改めて感動をもって描くためには、
今までの方法をいちいち疑っていかないと新しいものは見えてこない。


#映画を観た時に感じた「説明しにくい新鮮さ」の理由がこの辺にある気が。



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<富野由悠季インタビュー>
――ガンダムに大きな謎を残した「人類の革新、“ニュータイプ”」という考え方は、
結局なんだったんですか。

富野 さっきもいったように、作家じゃないから初めから規定なんかできるわけないので、
“ニュータイプ”という言葉だけ放り投げたわけ。
それがこの30年間、自分を縛ったのも事実だけど、
この1ヶ月でようやく“ニュータイプ”の概念がつかめた。
それはすごくつまんないことで申し訳ないんだけど、『総体を見ることができる人』。
宇宙があって地球があって、地球の中に我々がいてってことを、パッとわかる人。
最近のニュースを見ていると、大人たちの反応は自分のいまある立場を
安定的に維持したいという、各論から発想されているでしょ?
総体論で見ていけば、すべての物事が紐解けると思いはじめてるところがあるんです。


#何気に突然“ニュータイプ”の概念が。



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<アニメ中毒者対談 岡田斗司夫×品川祐(品川庄司)>
(ここでは「映画」の制限は無し)
品川 (マイベスト10で)次の『BLEACH』(8位)、『ONE PIECE』(7位)、
『NARUTO』(6位)はもう3つ一緒で語ってもいいんですけど、
やっぱり『ジャンプ』(週刊『少年ジャンプ』)はすごいなって。
『ドラゴンボール』とかの、強いやつが出てきて、そいつを倒すと
さらに強いやつが出てくるっていう基本的な構図を守りつつ、 飽きさせない。
で、この3つを作ってる人たちはそれを小出しにする見せ方がすごくうまいと思うんです。

岡田 ああ! はい、はい、なるほど! みんな鳥山(明)さんが
なんで壊れたかを身近で知ってるんですよ(笑)。この3作品とも、いわゆる
“天下一武道会”あたりまでを、ものすごく延ばしてちゃんと描いてる人たちですよね。


#www
対談ではこの後「H×H」や「ジョジョ」も引き合いに出てくるんですが・・・
それはぜひ本誌を御覧下さい。



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ちなみにこの雑誌を書店で探す場合、発行元がロッキング・オンなので
音楽コーナーに置いてある可能性が高いので要注意。


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Posted by 水鵬