そして物語は始まる……羽海野チカ『3月のライオン』Chapter.1「桐山零」
およそ手元にあるヤングアニマルは表紙が毎号水着のお姉ちゃんでしたが、
さすがに今回は新連載が表紙でした。

通常なら同じ号でスタートする
『キミキス』祇条深月編のカットも
小さく載りそうなところですが、すっぱり『3月のライオン』一色。
そういえば今回は予告時のイラストを使用したクリアファイルも付録についてます。

さて第1話は本編29ページで、
16ページ目と17ページ目の間に見開きでカラー表紙というやや変則的な形態。

主人公の名前は桐山零(きりやま れい)。17歳のプロ棋士(五段・C級1組)。
女性陣は会話の内容から三姉妹と思われ、大きいほうから順に
あかり、ひなた、モモ。
左下に「将棋監修/先崎学八段」「取材協力/日本将棋連盟」の文字。
<ストーリー>
プロ棋士・桐山零は対局のため千駄ヶ谷の将棋会館へ。
「……元気だったか?零」
この日の対戦相手・幸田(こうだ)とは、どうやら久しぶりの顔合わせらしい。

しかし対局中ずっと表情のすぐれない零。
そして勝負は零の勝利。
対局場を去る際、幸田は声をかける。
「急に出て行って…歩(あゆむ)も香子(きょうこ)も心配してるぞ……」
しかし、一人のこった零はつぶやく。
「うそだ」
上記ページの古い写真の左にいるのが歩と香子だと思われますが、
(将棋漫画にありがちなベタな名前だw)
そのうち女の子の方はどうも零のことを快く思っていない模様。
零と幸田の関係についてはぜひ本誌を。
下に見える対局図は四間飛車穴熊vs5五位取り。
将棋監修に先ちゃん(先崎八段)が付くのなら
極端に変な盤面図にはならずに済みそうで一安心。
いろいろダークな設定っぽい『3月のライオン』ですが、
ちゃんと『ハチクロ』の時のような明るいシーンもあります。

右下の猫の
「あああ…おねいさん…!!ゴハン…ゴハンを下さい…!!
も…もう…自分、昨日から水しかのんでません!!」(←ウソ)
といった辺りはまさに羽海野テイストではないかと。
あと、上記ページでひなたは
「部活の大事な試合」と言っているので、
零がプロとして将棋を指しているのをまだ理解できてないんでしょうね。
さすがにあかり(と後で登場するおじいちゃん)はちゃんと知っているようですが。
あと、話数の数え方、『ハチクロ』の時と同じく“Chapter"ですね。
お気に入りなのかな。
羽海野先生初の青年誌作品、さてどんな展開になっていくか楽しみです。
月2回発行のペースに慣れられるかがやや心配ですが。
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Posted by 水鵬