私は男だからまだいいが、妊娠した女性が新卒で就職するのはやはりむづかしいようだ。
そりゃ、入社したてで産休や育休をとることは難しいだろうが、
俺にとっては彼女の将来性を潰してしまったように思えて胸が苦しい。
毎日フレッシャーズという就職情報サイトの次のステップで、
俺と同じ立場の人がいたのでタイトルからリンクをしておく。
今日は彼女を連れて、実家に行って挨拶をして来た。
前回、俺一人で報告したときはあんなリアクションだったが、
今回はどう変わるのか、、、、、と思いきや、
やっぱり、伊東四朗な親父はシリアスな場面でも伊東四朗なのである。
彼女は家族総出で出迎えられ、ちょっと落ち着かないようではあったけども
こんな家族だったので、幾分か緊張はほぐれてリラックスしてくれたみたいで、
「パパさん最高〜、ヴァージンロードを一緒に歩いて欲しいよ〜」と後で口にしていた。
俺にはただのふざけた親父にしか見えないのだが、彼女は気に入ってくれたようだ。
結局、籍は今年中に入れたいということを伝えると、
式はどうするのかという話になった。
俺たちとしては、お金がない学生なのだから、婚姻届を提出した後に
家族同士で食事でもできればと話し合ってはいたのだが、
ここで父上やお祖母さまが反論していた。
「古い考え方と思われるかもしれないけど、結婚は家と家の結びつきなんだよ」
「嫡子の結婚式なんだから、友達はともかく親戚だけにはお披露目させてくれ」
「俺(お祖母さまは自分のことを俺という)の頃は結婚式を挙げるまで相手の顔を見れなかったもんだが、、、」
嫡子、、、家督を継ぐものというほどの家ではないが、
今日は終始眼に涙をためていたお祖母さまを見ると、6月に執り行われた
従兄弟の結婚式で「孫の結婚式をみれるとはなぁ、、、」と感慨深そうに
つぶやいた姿を見て胸が熱くなったことを思い出した。
ばあちゃん、心配かけてごめん。でも、従兄弟のところの初ひ孫(来年3月予定)と
俺のところのひ孫を、一緒に可愛がってやって欲しい。
こんな重責を背負ってしまった孫ではあるが、お祖母さまにも喜んで欲しい。
婚姻届を提出したら一緒に住みたい、というのは両家共に了承してもらった。
ただ、俺が彼女の実家に住むわけにはいかないし、彼女が俺の実家に引っ越して暮らすにも
慣れない環境でストレスをかけることになるだろう、ということで
今俺が住んでいるアパートに卒業まで一緒に住むことになりそうだ。
まぁ、ここなら彼女の実家にも病院にも近く、安心ということだろう。
今日、意外だったのはウチでは産み育てることを前提に話が進んだことだ。
彼女の家では母子家庭ということもあり、堕ろすことも選択肢の一つにするように言われたのだが、
逆にその選択肢は考えないで欲しいとのことだった。
おちゃらけた私の家族ではあるが、一応祝福して貰えたことがとても嬉しかった。
どうやら父上は来年度に早期退職を考えていたようだが、
もう少し働くことを決意させてしまった。
去年新卒で入った小さな会社を取締役総務部長として整理した経験を持つ父は、
吸収した業界1位の大企業で経理課長として迎えられはしたが、
55歳にして朝7時に出勤し夜11時帰宅という激務ぶりは見ていて辛いくらいだった。
「会社を辞めて畑に専念して、母さんが定年になったらワゴン車を買って日本一周だな」
という夢を俺たちの早まった行動で潰してしまって本当に申し訳ない。
しばらく一緒に住むこともできないけど、どうか来年生まれる孫の笑顔を楽しみにしていて欲しい。
次は、11月3日に彼女の母上と兄上、俺の両親の顔合わせを行うことにした。
次にすること、決めたこと
・今週中に俺の内定先に報告をする(最優先)
・11月3日に親同士で合うところをセッティング。
・年内に入籍する。
・入籍をしたら俺の今住んでいるアパートで新婚生活。
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Posted by 名無しさん
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