| 1 | [ライトノベル] 異世界ファンタジーの考察 | 05/02/15 00:55 |
| 05/02/15 | (神谷) Comment |
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ライトノベル板より「異世界ファンタジーの考察」 物語はフィクションとノンフィクションに分けられますが、 その中でもフィクションでは、 この世界とは全く違う世界が舞台になるものがあります。 そのような世界を一から創作していくのは大変な労力を必要とします。 このスレは、そんな異世界ファンタジーを考察していくスレです。 +----------------------------------------------------------- 1 :名無しさん :2001/04/07(土) 16:39 どうしてわざわざ違う世界から、見知らぬ人間が、次元のハザマを超えなければならないのだろう。 さこにどんな必然があるのだろう? レイアース見て、ふと思ったんだけどね。 レイアースに限らず、異世界ファンタジーについて語ってみてください。 4 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/07(土) 17:31 その世界を何にも知らない人間の視点を使えば、同様に何も知らない 読者に説明するのも楽だからです。 5 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/07(土) 18:11 ありとあらゆる物理法則を都合よく改変できるから。 現実の物理法則って夢を縛る方にしか働かんからな。 万有引力の法則は宇宙旅行を妨げ、なんとか宇宙に出ても相対性理論が星間旅行の 前に立ちはだかる。 レイアースだってそうじゃん。 異世界でもなけりゃ、女子中学生がロボットに乗れたりしないよ。 6 :ぐるぐる :2001/04/07(土) 19:15 >>4さんに同意 特に漫画よりも小説は、視点が日本から飛んで行った人なら、 「奈良の大仏に似た形の、黒いロボットが・・・」 「イルカにとんぼの羽が八枚付いた感じの・・・」 というように、異世界のものの形が分かりやすく提示できる。 麻城ゆうさんとか、そのパターン。(悪いとは言ってない) 異世界に異世界人しかいない場合、 「ルフィルミィ」は「ルフィルミィ」であり、いちいちそれを 「金色の角と白い羽が生えた犬」などとは考えないし言えない。 このへん、昔の翻訳家が、「ティッシュペーパー」や「グレープフルーツ」 を表現するのに苦労した話を思い出すなぁ・・・。 まぁ「馬が」と表現しておいて、足が2本でトサカと角があったりする のも、よくあるパターンではあるけれど。 そして、生き物が現実と大差なく、異世界人しか登場しない場合は、 《ファンタジー》ではなく《架空歴史もの》と呼ばれたりするのですよ(笑) 9 :重箱の隅 :2001/04/07(土) 20:21 変身願望をかなえる一番てっとりばやい手法ですね。 平凡な少年少女の異世界デビュー。 最近は知らないけど大長編ドラえもんは大概これでしたね。 どっちの世界でもスーパーマンというのはわりとありますが、 どっちの世界でもひたすらダメダメという異世界物は無いはず。 10 :デフレスパイラル :2001/04/07(土) 20:27 ドラえもんは変身願望かなえる為に異世界に行ってるわけじゃないだろう 微妙にニュアンスが違うと思われ 11 :重箱の隅 :2001/04/07(土) 20:37 >>10 そら目的はいろいろ。別に願望を満たすために行く訳じゃない。 つーか異世界物は目的どころか一方的に巻き込まれる場合がほとんど。 変身願望というのは「読者の」という意味です。 「ここでは特別な存在なんだ」 という一種のカタルシスを主役に同調した読者が 感じられるということ。 転送された主役が迷惑と思っているかどうかは別として、 状況的に、ね。 26 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/08(日) 13:22 「不思議の国のアリス」のころから ジュブナイルの永遠のテーマだから 28 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/08(日) 14:39 >26 子供の目から見た世界ってのは、 こんなにおっそろしーorふっしぎーな世界だったんですよ。 昔はね、あなたもそう見えてたはずなんですよ、っていうことか かつては「ウサギの穴」だったのが 最近はゲームという比較的新しい「入り口」を得てしまったんで 細部もそれにあわされてるような気が。 29 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/08(日) 14:45 そう考えると、異世界にいった途端、 「特殊能力」を得るのも、 子供時代の「全能感」への回帰ともとれるか 33 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/08(日) 23:47 全能感への回帰が行われるなら 「異世界」は、自分の外部空間ではなく あきらかに「内面世界」ってことになる、 これがよく「戦争状態」や「世界の危機に瀕している ことになるのは「葛藤」「迷い」の表現ととれるし 主人公たちが、拒もうとも、最終的にはその「危機」に 立ち向かうことになるのは、必然であるといえる。 逃避しようとすれば内面の戦いに直面し、 外部にとどまろうとすれば曖昧で、はっきりとした脅威のない 「不安」の世界にとどまることになる。 自分と自分のまわりの世界の合一が最終的な目標になるんだよね。 35 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/09(月) 07:15 >>32の言う世界法則が、具体的に何を指すかにもよると思うのだが。 話題のメインになっているレイアースで言えば、 「望んだ事が物理的に叶ってしまう」のは現実では有り得ない世界法則だろう。 ライトノベルの範疇で騙られない部分だが、 蓬莱学園での「空洞世界の物理法則」なんてのは面白かったな。 独自の世界観を描き切った作家としては、小野不由美の十二国記を薦める。 36 :ぐるぐる :2001/04/09(月) 11:49 >>34 口に合うかは知らないけど、麻城ゆうさんの《月光界シリーズ》とか 好きだなぁ。 世界は昼間に輝く[月]と夜にのぼる[太陽]の理論で動いていて、 魔法はみんな月(光をベースに闇を微妙に配合)の力に左右される。 月も太陽も無い夜は悪霊が徘徊し、魔物には月の光は毒。とか。 特徴が少ないほど、子供の混血がうまくいくから美人という設定に、 「絶世の美女ユーミ・マ・コカは地球に来たら平凡な顔立ち扱いで、 ショックじゃなかったんだろーか」 と思ったもんです。 黒髪に低い鼻と小さい目が一番モテて、地味な顔の日本人はもれなく 美男美女になる(笑) この板いいね。[鍵]とか[全能感への回帰]とか、すごく面白い。 41 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/09(月) 23:42 異世界ファンタジー大好きなんだけど、 異世界の人と最初から話ができるのはいつも不思議だったり。 金髪碧眼のにーちゃんが何で日本の女子高生と会話してるんだー?って。 世界の不思議機能が翻訳してる、みたいな理屈より、 黄金拍車みたいに主人公が必死で言葉覚えてるのとかのが何だか好き。 42 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/09(月) 23:55 >>41 シリーズ物でもないとメインのストーリーが書き切れないだろ。 言葉の違いを書くなら、民俗学的な差に戸惑う話が良いな。 異世界に飛ばされる主人公の位置付けよりも、 どこが現実世界と違うのかって辺りが書かれているのをキボン。 それは異世界じゃなくても、異国で十分だってライトノベルは無いか? 黄金拍車なんかはフランスをフロリンにする必然性が無さそうなんだが。 51 :あ :2001/04/10(火) 07:49 どうも色々な推薦作ありがとう。 半分ぐらいは読んだことある。 いずれも面白かった(未読のやつは今度読んでみようかと思う) とは思うが、何ていうか私が疑問なのは、 ある特殊な物理法則がある、でそれの規則性が見事に描ききれてる と言うだけでなく、その物理法則の存在のお陰で世界がどうなのかまで きちんとしているヤツがあるのかなってこと。 魔法が支配する世界であっても結局中身は現代人、 その世界に普遍的に存在する価値観みたいなものに違和感を全然感じない。 異世界というからにはそこも異世界になるもんだと思うのだが。 60 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/11(水) 01:24 >>59 世界システムが価値観の拠り所になるのは異世界ならではだろう。 >>58の例は嵩峰龍二を読んでないんで、宗教的な民族性なのかどうか分からん。 解説キボン。 68 :ペンネームC:2001/04/12(木) 01:07 >>60 たとえばシェクティでは 人間の魂が死んだあとどうなるか、それは何故かということが 作中で示されている。アストラル体とエーテル体がどうしたこうしたとか。 「霊的な作用反作用」というものがあって来世が変化するとかなんとか。 ただそういう宗教があるというだけでなく、 その作品世界のなかでは、それは事実。 実際に生まれ変わりがばんばん出てくる。 で、それが人のメンタリティとかなり密接に結びついている。 だって多くの人は「次の人生ではこう生きたいから、今はこうしよう」とか 「こうしちゃ駄目だ我慢しなきゃ」とか思ってるんよ。だからあの世界で悪事を 働くというのはそういう世界システム全体を理解したうえで、次の次の人生 あたりまで棒に振る決心をした上でやることなんだ。こりゃやっぱり価値観が 違うとしかいいようがない。いや実は現実世界にもそういう人はいるが。 69 :T・S:2001/04/13(金) 14:52 ある特殊な物理法則で、世界がなり立つ・・・・・・『絶句』のあとがき読めば、新井素子の SFはみんなそんなのになってしまう。 『我が名は無法召喚士』のなかでは、重症の人間に酒を飲ますシーンがあって驚いた覚えが あるけど、きっとこの世界の酒は「酒みたいな飲み物」で、実はアルコールに良く似た作用 をもたらす酩酊成分が入っているのだろうと無理やり納得したことがある。 異世界では作者のイメージ優先に場面が作れるから、実に便利です。 しかしこの伝でいくと、猫は「猫に良く似た生き物」で、犬は「犬っぽい四足獣」。人間 は「人間と酷似したモノ」ってことになるけど・・・・・・。 71 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/13(金) 17:26 「異世界では作者のイメージ優先」 うーん、むしろそれについていけない人は 切り捨てている、と思っちゃうよ。 猫や犬の定義とか、 固体の名称、形態の違いはともかく 「病人に酒を飲ませる」のは 心情の違いでしょ? 人間の定義が違うといっても、 その心のありようまで違ったら、 感情移入ができないわけで、 そんなことなら、最初から宇宙人とか 書いといてほしいよ。それ前提でなら、 読めるからさ 74 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/15(日) 21:04 「花の慶二」でも重傷者に酒飲ましてるね。 (1)「花の慶二」の戦国時代は、現在の日本人とは価値観が違う。 (2)「花の慶二」の世界は、身長5メートルくらいの日本人がいたり主人公が槍を振るうと足軽20人くらいが一撃で両断されたり現実とは異なった物理法則に支配されている。 要するに、漫画にパワーがあれば漫画的説得力があるんじゃないかな。 同じように、ライトノベルにパワーがあればライトノベル的説得力で解決。 78 :重箱 :2001/04/16(月) 22:53 異世界に話戻すと、 ファイブリアシリーズで 「人はどんな環境に置かれても酒だけは必ず作り出す」 みたいな事書いてあって妙に納得した。 あ、話戻ってない。 +----------------------------------------------------------- 酒飲みとしては嬉しい発言だなぁ +----------------------------------------------------------- 82 :T・S:2001/04/17(火) 02:57 その昔、「ネオファンタジー」という雑誌に載っていた吉岡平のエッセイ「こんなファンタジーが読みたい」 ってのがあった。詳細は覚えていないけど、行ったことのない場所、降りた駅が見知らぬ場所というだけで充分 ファンタジーたり得るってなことを言っていた。 その頃のファンタジーは、「異世界」に設定しなければファンタジーじゃないみたいな風潮かあった。 思うに現実の世界に「未知の領域」を見出すのが困難だったからだろう。ファンタジーは結局、予想もつかな い不可思議な世界が舞台であることが前提であるようだ。でも、それで異世界にしかファンタジーがないとする のは、単に想像力が足りないからだと思う。 ・・・・・・なんか偉そうにかいてしまったけど、十年くらい前は本当にそんな安易な動機で異世界ファンタジー書 く人は多かった。最近は、そうでもないと、思うけど。 >55 ・・・・・・誰かと思えば、世界史板の人か。なんでこんなところにきたんだか。 83 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/17(火) 03:19 異世界ファンタジーには、ファンタジーの根幹が詰まってるからじゃないかな。 すなわち、「往きて、帰ること」 近代ファンタジーが児童文学と切り離せないのもこの点から。 子供(未熟者と互換可)が何かに遭遇して、(象徴的にでも)成長を遂げる。 この過程で、現実世界でのしがらみから外れることが必要になる、と。 で、現実の束縛を離れ、主人公が困難や問題に対処させるためには、 異世界という設定がピッタシ。 少なくとも、民間伝承から進化した初期の異世界ファンタジーは、 こうなんじゃないかなぁ。 まあ トールキンの例もあるし、中毒になるほど設定作りは面白いってことかもしれないけど。 88 :sin:2001/04/19(木) 19:27 「絵になること」 これを言っちゃおしまいですか? でも物語というものを考えると、容姿というのは主人公と呼ばれるものには 必要だと思います。 凡百な姿かたちの「英雄」はいらない、と。 例外も多いでしょうけど。 96 :名無しさん :2001/04/20(金) 19:28 異世界ファンタジーに限らず、ほとんどのファンタジーにおいて、主人公が、絶対にその人でなければいけないという必然性というか存在感というか、そういうのは薄すぎますな。 他の誰が主人公でもかまわないようなのは確かに多いと思うね。 世界観というよりも、ようは人間的な魅力が薄いというわけで。 俺は強いぞ、以外に示せるものがない(藁 97 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/20(金) 20:32 必然性は勇者が完全無敵で弱点無かったら面白くないし読者が感情移入できないからでしょ。 そのへんのバランスは難しいねぇ。 98 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/20(金) 21:15 そのために「運命」や「因縁」のシステムがあるだろう。 「カルマ」でも同義だが 指輪ならビルボから受け継いだ指輪の重荷を解消するというカルマがあって それがフロドが主人公でなければならない説明だった 102 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/21(土) 07:04 何言ってるんだ? 世界が同じでも普通主人公が違えば全く別の物語になるだろう。 但し、典型的な巻き込まれ優柔不断、ギャルゲ型主人公の場合を除く。 物理的に強いかどうかは2の次だと思うんだが。 119 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/22(日) 19:02 アメリカ人の知り合いに聞いた話なんだけど、秋葉原や新宿をまわった彼が千代田に行ったらImperial Palace(皇居のことね)という英語の看板を見て、ここは異世界ファンタジーの国なんだと大変な衝撃を受けたそうです。 我々が住んでいる国と文化自体が、他から見ると相当ファンタジーっぽいのかも知れない。 >王制を考える どうだろ。中世風ファンタジーのモデルとなったヨーロッパ「暗黒」時代にも古代哲学は底流していたわけで、民主主義や共和政治の理念はあったわけだよね。 ファンタジー作品として「スターウォーズ」にも帝政vs共和政という相克があるし。 121 :イラストに騙された名無しさん :2001/04/22(日) 20:11 神話の登場人物の子孫が現在に至るまでずーっと王様やってる国だもんな、日本って。 他の国の神話を思い浮かべると、これってとんでもないことだよね(笑)。 しかもいまだに祭祀を行ってるわけだし。 123 :119:2001/04/23(月) 02:46 >これってとんでもないことだよね(笑)。 確かに日本という国が全く存在しなかったら、奇妙な独自の文化を誇り、有色人種の国でありながら技術力と経済力は西欧のどの国より勝り、そのくせ共和主義を取らず建前では二千何百年、実質的にも世界最古の帝政を戴き、数十年前はその皇帝に絶対の忠誠を誓う超人的な兵士たちがカミカゼ攻撃などをやってのけ、最近はオウムや宮崎勤など理解を絶した犯罪が起こっている国というのは、SF作家の荒唐無稽な想像だろう。 おまけにその国には世界最古の小説があって、しかもそれが露骨にファンタジーだと来た日には・・ 話はかわるけど「竹取物語」は女の子が異世界に飛ぶファンタジーとちょうど逆の構造だね。 主人公の女の子はハンサム男たちにモテモテだし(笑 読者の女の子の願望が投影されているところ、そしてSFを思わせるギミックなど、この世界最古の小説は世界最古のファンタジー小説と言えるかも。 欧米ではムアコックなどが開拓したジャンルである異世界召還モノの影響だけじゃなくて、日本のファンタジーは「竹取物語」の系譜として語っても良いかも知れない。 129 :T・S:2001/04/23(月) 23:47 神話時代の王家が続いてると言う例ならアフリカにもある。確かシヴァの女王の 末裔の王家ってのがあったはず。それと中国には孔子の末裔だのなんだのと、系図 からして天皇家より古いのは結構ある。 けど、123氏のように説明されたら、日本って凄い国だとあらためて思ってしまう。 ほとんど間違ってはいない訳だし。 ちなみに「風邪引きエスパー」を読めば、源氏がどれだけ現代のオタクに影響を与 えているかが解ります。ネタだけど。 +----------------------------------------------------------- ファンタジーの考察から 日本という国の偉大さまで話題が多岐にわたるスレ。 かなり興味深い話満載です。 [広告] MCインターネットアンケートモニター募集 アンケートに答えて商品券をもらおう!登録無料。 ただいま関東1都6県在住の15〜19歳の方を大募集! あなたのホームページ・メールマガジンに広告を載せてみませんか? 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