Walkin' Around増刊号アーカイブス

あなたの涙腺と表情筋に挑戦し続けるblog。

[05/01/23-15:17]

ドアを開ければ、そこに。

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263 :大人の名無しさん :04/01/11 23:13 ID:mtzBtlB6

10代なんですけど書かせてもらっていいでしょうか……。

私の通っていた高校は地元では有名な進学校でした。
これといった目的があって進学したわけではなかった私は、
通学にかかる時間や授業進度の早さなどに疲れてしまって
次第に学校に行ったり行かなかったりするようになりました。

私の不登校が決定的になったのは、2年の冬休み前だったかな。
2年の頃、私はほとんど授業なんか聞いてなくて、寝てるか絵を描いてるかどっちかで。
進学校だというのに、数学のテストなんかは平気で0点取ったりしてました。
その数学がガンで、このままだと留年になるとも言われてました。
そのとき私が担任との話し合いでずっと言ってたことは、
「3年で卒業するのも、留年するのも、退学してしまったりするのも全て道で、ひとつの経験になると思う。
そして私は、親には悪いけど留年というものをしてみたい」
という、なんとも世の中をナメた理屈でした。もうバカか(r
この発言で気を悪くする人がいるかもしれないけど、バカの戯言とスルーして下さい。

そして、それはある日担任に呼び出されて久しぶりに学校に行った日の事でした。
いつものように担任と先に進まない話をした後、時計を見たら5時くらいになってて。
掃除とか終わってるし、部活行くやつは行ってるし、校舎は閑散としてました。
私はふと思い出して、学校に置きっぱの辞書を持って帰ろうと教室に向かいました。
ガラっとドアを開けて、そこにいたのは、クラスメート。

彼女はびっくりしたように私の名を呼んで、「久しぶりだね、どうしたの?」と聞いてきました。
私は普通に辞書を取りに来た、と言い、あー気まずい! と思いました。
その時のクラスは全体的にみんな仲がよかったので、余計そう思ってしまったんだと思います。
どうしよう、と思って私が所在なく立っていると、彼女は「最近なにしてる?」と私に言って、
あ、と思う間に彼女は涙声になって、「あなたがいないと、学校さみしいよ」と、泣き出してしまいました。

それが、なんだか凄く衝撃でした。
クラスのみんなが仲よしで、だからこそその子とも特別親しいというわけではなく、
それでも彼女は私のために泣いてくれている、ていうか私が彼女を泣かせている。
もう訳がわかんなくなって、私は彼女を抱きしめて、ぼろぼろと泣き出してしまいました。
バカじゃないか、こんな優しい人を泣かせてまで留年して、なんの経験になると思ってる、と。
何が留年してみたいだ、こんなに私を愛してくれる人がいるのに、
そんな大切な人たちと一緒に3年になれなくていいのか、と。
彼女と抱き合ったままひとしきり泣いた後、私は彼女に約束しました。
「来週から、また学校に来るから」と。

私が、いままでの人生で一番、本当の意味で心の底から嗚咽したときのことです。
ちなみに、この後、久々に学校に出てきたとき、
朝っぱらからみんなの字で黒板にでっかく「おかえり」って書いてあったのを見た時は
泣きそうなのを人生で一番我慢しましたね(w
あと留年回避のため人生で一番数学を勉強しました(w
若輩者が長々とスレ汚し失礼しました。
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Posted by 神谷 at 15:17





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