淡い想いと小さな痛み.
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104 名前: ほんわか名無しさん 01/12/06 16:46
もう何年も前にさかのぼる
あの恋は一生忘れられないと思います。
彼と出会ったのは何年か前の2月の終わりだったと想う。
初めて逢ったときは全然興味なんて持たなかった。
でもいつしか男と意識していた。
それに気付いたのは出会って一ヶ月ほどした時だった
何人かと混ざってカラオケに行った帰り
彼に私は送ってもらった。
その車でずっと二人の時間があった。そのとき私は
彼のことを好きなのだと確信した。
それから一ヶ月ほどたちまた彼と遊ぶ機会が出来た。
そのとき私の独身の友達が彼を好きなことに気付いてしまった。
当時には私ももう結婚しており、彼に想いを打ち明けるなんて
とんでもないと想っていた
私はその友達に「応援するからね」と言った。
そのときは本当にそう想えた。友達の気持ちを知り
彼を好きという気持ちが泡のように消えていた。そう思っていた。
それから一ヶ月ほどして彼女は彼のことをもう好きじゃないと
言った。他に好きな人が出来たと。。
そのときに私は消えたはずの恋心は実は無意識に心の奥底に
しまいこんだことに気付いた。
でも私はずっと言えなかった。
6月頃だっただろうか。私は自分の気持ちが膨れ上がり
溢れんばかりの想いをどう解消していいのかわからず
彼にこんな手紙を書いてみた。
「私好きな人が出来たみたい。でも結婚してるから
こんなこと許されないよね。友達でいいから傍にいたいの。
あなたは男としてこういうのはどう想う?」
彼はこう返事をしてくれた
「俺の考えでは相手が人妻でも関係ないって想う。」
私はそれから時々彼に手紙を書いた。
ちょっとだけ知って欲しい心とそれでも知られたくない心を
その手紙に託していた。
あるきっかけで8月の始めに彼と二人になるチャンスが出来た。
そのとき彼が聞いてきた。
「好きな人っておれの知ってる人?」
私がうなづくと彼は共通の知り合いの名前をずらずら
並べていった
肝心な彼の名前がない。どこまで鈍感なのだこの男は。
と心で微笑みつつも私は彼の口から出てくる名前一個一個を
否定した。
彼は最後の最後まで自分の名前を出さなかった
想わず私はこうもらした。
「あなたです」
彼は驚いた顔をした。まさか自分だと想わなかったと言った
でも嬉しいよって言ってくれた。
私は結婚しているから、付き合うとかは出来ないとも言った。
Hもしない関係でいよう。とも言った。
でも時々二人で逢ったりしようって言ってくれた。
そしてその日私は初めて彼と唇を重ねた。
彼と二人で会う日は夜に限られた。
当たり前だよね。不倫なのだもの。
昼間に堂々と歩くことはできない。
それでも幸せだった、彼と過ごす時間の中で
私は彼への想いがどんどん大きくなることを感じた
彼がなぜ会ってくれるのか。とかなぜ私と遊んでくれるのかとか
そんなこと悩むまでもないほど好きだった。
ただ彼との時間が それだけで幸せだった、
そして私たちは結局結ばれてしまった
彼はそのときもう逢うのはやめようと言った
Hを一回してしまえばこれから逢うときにきっと求めてしまう
歯止めが利かなくなると・・・
私はそれだけは出来なかった、彼の前で泣いてしまった。
そして私たちはそれからも幾度か逢っていた
それから何日かして二人でお酒を飲んでいるとき
私は想わずこうもらした
「なぜ あなたは私と逢ってくれるのかな」
彼は「なぜだと想う?」と返してきた。
私は彼の気持ちが見えなくて不安で
彼の気持ちは聞こうとしてこなかったことに気付いた。
そしてこう言った「暇だからだよね だから遊んでくれるんだ」
彼は「そう思ってるのか 本当に」と言ってきた。
私はうなづいた。
本当はもっと違うのって
本当は好きだって言って欲しい、好きだから逢ってるって
そういって欲しいって願っていた。でも彼はこう言った
「あなたがそう想っているなら それでいい」私は意味もなく頷いた
そんな彼がそれから一週間後に急に車の中でこう言い出した
「俺 あなたが好きみたい。いや。好きだ」
私はこの何ヶ月かの片想いの終わりに喜びと戸惑いを隠せなかった
私は結婚してる
この事実に何度そむきたかったことか。でも出来るはずもなかったのだ
私は人妻なのだ。それでも・・・彼さえいればそれだけで
いいと想えるほど・・・彼が好きだった
彼はその日いつもと違う雰囲気で私の肩を抱いた
私を見つめる瞳には彼の想いが写っていた
幸せだった。彼とずっと居たい。彼だけのものになりたい。
何度想っただろう。その愛しい顔に何度キスをしただろう。
それでも幸せは続かなかった。
色々な事情からどうしても別れなくてはいけなくなった
私は身が引き裂かれる別れを初めて経験した。
そして彼も。。。泣いていた。
さようなら
もう二度と逢うことはないでしょう
この言葉を互いに言う時私も彼も涙でぐちゃぐちゃになっていた。
もう二度と出来ない恋。この人生できっと一番夢中になった恋。
そして私が主婦から女になった恋だった。
不倫だったからあんなに燃えたのかもしれない。
結ばれないとわかっていたからあんなに好きになれたのかもしれない。
それでも彼は私にとって生涯忘れることの出来ない男
今でも思い出すと淡い想いと小さな痛みを伴う素敵な恋だった。
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Posted by 名無しさん at 13:49
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