その想いは、向こう岸に届いた。
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274 :病弱名無しさん :02/12/26 15:55 ID:U1vlDl+a
近所に住んでいるご夫婦の話です。
その夫婦には子供が無く、
そのせいか私は子供のころから可愛がってもらっていました。
おじさんは無口な土建屋の事務員、
おばさんは自宅で商売をしていて雑貨から野菜など
なんでもあるミニスーパーみたいな店で、
朝から晩まで年中無休で働いている人でした。
当然晩ご飯なども、おじさんが7時ころ帰ってきても
食べられるのは9時過ぎというのはしょっちゅうの事でした。
洗濯ものもたまる、掃除も毎日できない、休日も一緒に過ごせない・・・
おばさんは結婚して以来、
そのことを心の中で申し訳ないと感じていたそうです。
今年の秋、おばさんは長年の疲れからか体調を崩して
一週間の入院をすることになりました。
コンビニがあるから大丈夫だとおじさんは言っていましたが、
毎日持っていくお弁当や食事の支度さえできなくて
迷惑ばかりかけて申し訳ないと落ち込んでいたようでした。
おばさんが入院した4日後、
おじさんの会社にラジオ番組の取材がきました。
取材というかローカル番組のコーナーの1つで
「会社対抗クイズ」みたいなものです。
私は前日に知っていたの
で翌日ラジオを持ってお見舞いに行きました。
休憩室のような場所で持っていったラジオを二人で聞きました。
そのクイズ自体におじさんは登場しませんでしたが、
話の流れで「自分の奥さんは○点だ」というようになっていきました。
それぞれが「結婚後+20キロだから50点」とか
「料理がヘタで40点」とか悪く言って笑いを取る、
みたいな雰囲気になっていました。
わたしは「あ、やばいかな・・」と思いはじめ、
おばさんも何か気まずい顔をしていました。
ついにアナウンサーがおじさんの作業服のネームを呼びました。
「○○さんの奥さんに点数をつけるなら何点ですか」
おばさんが小さな声で「20点・・・」とつぶやいた瞬間
「98点!・・・だな。あれでなきゃワシの嫁は無理だ」
おばさんを見ると両手に顔をうずめて泣いていました。
今年一番感動した出来事です。
稚拙な文章スマソ
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Posted by 神谷 at 11:17
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