みんな、わかってるからね。
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828 名前: 1/2 Mail: sage 投稿日: 04/09/05 17:29 ID: U7zu/92w
高校の頃、とある犯罪の濡れ衣を着せられた。
私を守ってくれる先生や、友達がいなかったわけじゃなかった。けれど
校長は私の訴えなんてまったく聞いてくれず、私に濡れ衣を着せた
相手の言い分ばかり聞いた。
こんな学校辞めてひとりで進学すると言って、学校を辞めた。
赤本や参考書やワークでひとりで勉強した。
あの子は学校辞めて駄目になったとか、片親だからとか言われたくなかった。
結果、現役で志望大学に受かった。後悔してないと言い続けたけど、心の中では
辞めて初めて周囲に胸をはれた。
合格はしたが周囲の友人と疎遠になっていたころ、
中学の同級会の誘いを貰った。
とはいっても私はそんなにノリが良くなく、
近くの席の子と喋ったりしているだけ。
そんな同級会が終わりに近づいた頃、
男子たちがふざけて胴上げを始めた。
私は笑いながら見ていたが、
突然ノリのいい女の子のひとりのAちゃんが私を指差して
「次は○○(私の名前)ちゃんにしよう!」
と言った。
どうしていきなり私!?と思いつつも、
胴上げしてもらった。皆落とさないでしてくれた。
してもらった後、笑いながらびっくりしたーとか言っている私に
Aちゃんがにっこりして言った。
「みんな、○○ちゃんのこと、わかってるからね」
って。
その瞬間、ひとりで寂しかったことや、
親を亡くしたときのことや、濡れ衣を着せられて
辛かったことや、そんなのを全部思い出して、
Aちゃんに抱きしめられて号泣してしまった。
私が落ち着くまで、Aちゃんは抱きしめていてくれた。
そのあとも、私が泣くと、みんな私を抱きしめてくれた。
私が昔好きだった人も、しっかり抱きしめてくれた。
濡れ衣を着せられてから同年代の子を信じられなくなっていた私が、
久しぶりに同年代の友達のあったかさを感じた。
同級会の楽しい雰囲気ぶち壊して悪かったなあとは思うけど、
思い出すたびに少し胸がきゅんとして、故郷から離れた場所でも頑張れる。
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Posted by 神谷 at 02:02
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