人が大人になるとき。
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804 :大人の名無しさん :05/02/23 01:13:12 ID:MBiLKzMB
スレの流れに関係ないかも知れないけど、
肉親に暴力ふるったり、辛くあたるのは、
その相手に対して物凄く精神的に依存
してるんだよね。甘えてるんだ。
俺もそうだった。
母親が出て行った後、家事全般は
80近くになったばあさんがやるようになった。
母親と違う料理、洗濯の仕方、掃除の仕方。
何もかもいらつくんだ。
一番嫌だったのは、頼んでもないのに、
やれお茶だお菓子だ俺の部屋に運んでくること。
「もう、いい加減にしろや!!!!」って切れちゃった。
それからもう顔も見るのも嫌になって、
話かけられても無視かひどいこと言ってた。
そのたびにばあさん困った顔するだけで、
何も言わないんだよね。
そのうち、ばあさんには何言ってもいいんだ
って思うようになって、対等な人間じゃないような
ある種こいつは俺の奴隷だって思うようになる。
今思うとそんな自分を殺してやりたくなるけどね。
その後結婚して、別に住むようになった途端
ばあさんが立てなくなってしまった。
悪かった足がとうとう限界にきてたんだ。
それから急速に衰えはじめた。
うろたえたよ。
人の命が消えようとしている。リアルで。
その時になって初めてばあさんの
大切さがわかった。
それでも俺はばあさんに会いにいこうと
しなかった。
ばあさんが怖かったんだ。
今までの俺をどう思ってるのか、
恨んでやしてないか、
苦しんでいたらなんて声かけりゃいいんだ、
そもそも俺のことがわかるのか?
こんなこと考えているうちに半年経ってしまった。
親父から「会いにこい。今日が峠だ。」って
電話があった。
会いにいったよ。
これが本当にばあさん?
面影ないし、何なのこのミイラみたいなの?
ガンとかじゃないんでしょ?
なんでこんなに、こんなに、こんなに...。
もう俺は立ってられなかった。
病室についてから2時間後
ばあさんは逝った。
通夜の晩、線香とろうそくの番をしていた時、
親父が俺に小汚い包みを渡した。
包みの中は浴衣だった。
ばあさんが俺のために少ない年金の中で
やりくりして仕立ててくれたものだって
親父が説明してくれた。
泣いたなあ。
仮眠してた妹が飛び起きるくらい大きな声で。
ばあさんが逝ってから、子供が生まれた。
もう5歳になるけど、かまいすぎて
ウザいって言われてしまった。
そう言われながらも、また娘の好きな
たけのこの里をお土産に買ってきてしまった。
俺はやっぱりばあさんの孫なんだな。
長々とすんません。
最後に一つ。
目に入れても痛くない、
そういう存在が俺にも出来たことで、
ばあさんの気持ちあらためてわかりました。
親に反発している間はまだまだ子供です。
やさしい目でみてあげれるようになった時、
人は大人になるのだと思います。
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Posted by 神谷 at 00:30
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