思い出も、さくら色。
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78 :素敵な旦那様:04/11/26 11:15:34
俺の嫁はボランティアで公園の桜の世話をしていた、
一番好きな花だから。そんな理由。
四季にあわせて料理をし、俺に合わせる程度に酒を嗜む、出来た女だった
けど病気にかかりそのまま亡くなった、31歳だった
霊柩車に嫁と俺を含めた家族が乗り込み、公園の横を通りかかった頃
その嫁の世話していた桜が一斉に散りだした。
「ブオオオオブオオオオ」という音と共に。
最初は風か何かかと思ったが、少し違う。
そういえば何かで読んだ事があるが桜は散る瞬間に音が鳴るそうで
それらが互いに共鳴しあいまるで桜が泣くかの如く
そして嫁の父親が
「○○!見ろ!桜が泣いちょるぞ!○○!聞け!聞け!」
俺も涙で前が見えなかった。
桜色に染まった風景が涙で霞んで朧のような桜、
空気が桜色に染まったような錯覚を覚えた
あの風景は絶対忘れられない、すべてが桜色に染まった
あれから二年、今でも桜を見ると耳を傾けてしまう、
あの桜の声が聞きたくて。
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Posted by 神谷 at 02:37
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