Walkin' Around増刊号アーカイブス

あなたの涙腺と表情筋に挑戦し続けるblog。

[05/10/13-23:59]

打ち明ける勇気。そして、得たもの。

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835 :774号室の住人さん :sage :2005/05/09(月) 12:47:01 ID:QFpY44tP
実は、親にひとつだけ、どうしても言えなくて黙ってることがある。

自分は癌患者で、もう実はボロボロで、
後、何年生きられるか判らないってこと。
放射線で焼いても焼いても病巣が消えなくて、
今もリンパに乗って癌が全身をグルグルしてる。
どっかに止まって内臓転移になったら最後、残り1年切るって覚悟がいって、
今の治療法だと身体が耐えられないから、このままでも10年もたないだろう、と言われてる。

でも、ちょっとでもしんどそうにすると母親が慌てるから、そんな素振りは見せられない。
実家に帰るたび、元気にしてみせて、安心させて、家に戻るとグッタリ。
普段は電話ででも「仕事が大変だからだよ」と笑ってる。

それまでに、もっと良い薬や治療法ができて、長生きできて、
親を見送りたい。先に逝くのだけは、いやだ。
けど、明日のことはわからない、先に逝ったらごめん。
そうならないように日々を生きてるから、精一杯。
せめてもの親孝行だと思っていてほしい。


858 :835 :sage :2005/05/11(水) 00:01:57 ID:wG0brztQ
色々とみなさん、ありがとうございます。

病気になってから涙もろいのか、目が。。。

正直、確かに悩んでいるんです。
打ち明けるか、打ち明けまいか。

私には兄弟がなくて、父親もすでに他界していて
実家には母親と従姉妹がいます。
(従姉妹は母親と仲が良く、
 身障者ということもあって、働いている叔母夫婦と暮らすより
 日々一緒にいられる母と暮らしているんです。)

うちの父方の家系には虚弱体質や身障者が出やすく、
父の他界が私と同じ症状による
リンパ癌が骨髄に転移しての急死だったこと、
私も父も遺伝による癌発症であること、などから
母親が受けるショックは相当なものだろうと想像でき、踏み切れません。

会うたび「元気か?」
「身体だけは大事にしなさい。ムリしないで。」
と口癖のように言う母に
いまさら「実は癌でした。お父さんと同じやつができてました」
とはとても言えない。

普通の結婚も望めないような、こんな身体に生まれた自分が悔しい反面、
それでも優しくてちょっと寂しがり屋の
可愛い母の子供として生まれた自分を嬉しいと思っているんです。

さっきも「切符をもらったから一緒に遊園地へ行こう」
と楽しそうに電話してきたんですよ。
もちろん、行ってくるつもりです。


871 :835 :sage :2005/05/23(月) 01:34:30 (p)ID:gIhvYUzI(4)

>>869
ありがとう、と言える気持ちが持っているだけでも親孝行だと思う。

遊園地行ってきました。
従姉妹はそのまま叔母の家に戻って
自分は母親と二人で実家に。

その日の晩、母親がさりげなく、
「お前、身体悪いんじゃないの?隠してるんじゃないの?」
と聞かれました。
「お前は小さい時からギリギリまで何でも我慢するから、
もしかして今も何かを我慢しているんじゃないの?」と。

ここで皆さんに言われたことがふっと頭をよぎって、
よく考えると、自分はあまり「甘えること」がなかったな、って思って。
心配かけまい、心配させまい、が先に立ってしまって
いつも本当にギリギリになるまで我慢するか
自力で解決して何もなかったことにしてしまうか
なことばかりして来たから、今度のこともこのまま黙っていたいけど
それは実はムリなことで、ただの痩せ我慢なのかもしれないって。

母親があんなに泣いたのを見たのは、父親の葬式以来だった。
自分がこんなに泣いたのは初めてかもしれない
ずっと「ごめん、こんな病気になってごめん」って謝って、
「先に逝ったらごめん」って謝って。

その日はそのまま無言で布団並べて寝て、
安心したのか、自分は翌日ひどい熱を出した。
そのままずっと横になってて、母親が看病してくれた。

「疲れると熱を出すのはいつものことだから」と笑うと
「こんなにしんどい思いをずっとしてたの?」と心配そうにする。
こんな顔を見たくないから、話をしたくなかったのにな、と思っていたら
「こんな時くらい、お母さんを頼ってくれたって……」
とちょっと叱るように言われた。もう、全然、泣いてない。
ああ、これが、母親なんだな、と改めて思った。
自分が思っているよりずっと強い人だったんだって。
見くびってたのは自分だったって。

クスリを飲んで少し楽になって、その翌日は元に戻って、
自分はまた家に帰った。
帰りに母親は弁当を持たせてくれた。
弁当のおかずもおにぎりも全部、自分の好物で、好きな味付けだった。

自分のことを一番分かっていて、全部を受け止めてしまえるのが
母親なんだ、としみじみと感じた。

本当にありがとう、お母さん。
生きている限り、出来る限りのことをして生きていくから。
自分はお母さんの子供で良かった。
本当にそう思う。

長々とすみませんでした。

母親に打ち明ける勇気をくれて、ありがとう。
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Posted by 神谷◆YUAoOKneko at 23:59





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