なま屋。

「あなたのパンツァーは、戦うために!」「……違う。パンツァーは……逃げるために、あるんだ」

「一年の計は元旦にあり」

06/01/01-01:26
 年越したけど年末レポ。3本め。

●セッション一覧

12/23 TND『氷の下に』 RL:IBさん
12/24 カオスフレア『妖説・本能寺の変』 GM:tovetaさん
12/24 TND『聖なる夜に』 RL:ジニアさん
12/25 TND『サンタが街にやってくる』 RL:なま
12/26 TND『Black Princess』 RL:ジニアさん

●セッションメモ
『聖なる夜に』(トーキョーN◎VA the Detonation/オリジナル)
 RLはジニアさん。キャストとPLは以下の通り。

“O・D”オーウェン・ディケンズ(34 ♂ Fate◎●,Chakra,Legger)
 N.I.Kに所属する探偵。
 誰かを守れるほど強くなく、誰かを殺せるほど強くなく、ちっぽけな正義感は組織で生きていくには邪魔で、流れ着いた先が探偵だった、そんな男。
 生き方が下手で、ぶっきらぼうで、でも少しだけウェットな男。
 
 友人の堀井此夜(ほりい・このや)が自殺した。息子へのクリスマスプレゼントを、オーウェンを誘って選びにいったその夜に。
 ありえない。彼女は、年頃の息子に、なにを買えばいいかわからない。そんなことを言いながら、けれどきちんと渡すべきものを知っていた母親だった。そんな彼女が自殺など。
 誰に頼まれたわけじゃない。探偵としての仕事でもない。
 けれど、オーウェンは街に出た。事件の真相を探すため。
 強くなければ生き残れない。けれど、優しくなければ、生きる資格がないのだ。

“凝り性な命知らず”エリザ・ミュラー(“アーティスティック・ファイアボール”)(27 ♀ 観Stress,Karisma,Talkie◎●)
 PLはm&mさん。
 元々はマリオネットに居たが、日本よりの偏向報道を嫌い自らを慕う部下と共に退社、フリーランスのチームを立ち上げその腕を振るう女傑。
 偏向を嫌い、ひたすらに真実を報道しようとするその姿勢ゆえに時折命の危険すらあるが、それを省みずに己のスタイルを貫く、まさにファイアボール。
 姉御肌な女ジャーナリストである。

 彼女を慕って、トーキーになりたがっていた堀井聖夜(ほりい・せいや)と言う少年が失踪した。
 母親の自殺がきっかけなのか、それとも別の何かか。
 ただ、母親を慕っていて、トーキーには必須のカメラも親にねだることが出来ずに、恥ずかしそうに安物を使っていた顔が瞼に残っていた。
 だから、彼女は街へ出た。
 折角のクリスマスに、一人ぼっちは寂しすぎるから。

“Creature”佐々本浩(ささもと・ひろし)(31 ♂ Hiruko,Kugutsu◎●,Chakra)
 PLは紅河さん。
 千早重工後方処理課第3班に所属する工作員。
 元々はM○●Nの企業の実験体であったが、その企業が消滅するときに千早に引き取られた。
 ヒルコである自分を拾ってくれた千早に絶対の忠誠を誓う、ニューロエイジのサムライ。

 内藤きよしと言う上司は、居丈高な男であった。
 逃げ出した実験体を確保せよ、と言う命令を早川課長の頭の上から出してきて、そして、それが当然、と言うような顔で座っていた。
 だが、それも佐々本の仕える千早の一側面であり、そして、内藤も間違いなく、彼の仕える千早の人間であった。
 だから彼は街に出た。クリスマスだろうが、サムライは忠義を尽くすのみだから。

“境界を歩むもの”セオドア・ガーフィールド(“エッジウォーカー”)(32 ♂ Karisma,Mayakashi◎,Neuro●)
 PLは闇司さん。
 アストラルとウェブの両方を認識し、存在と因果を操作することで結果を作り出す一流の“魔法使い”。
 電脳と霊界を見つめ、その中心から抽出した妖精を操る、ニューロエイジの賢者。
 常に冷静さを忘れず、それで居て好奇心を捨てない、ウィザード級ニューロの見本のような男。

 噂を聞いた。黒猫のアイコンに出合ったものは、必ず不幸な結末を迎えると。
 そんな話を恐ろしそうにしていた友人が、黒猫のアイコンに会ったといって分かれた数日後、死んだ。
 都市伝説だと笑うには、余りに厳粛な現実。
 だから、彼は街に出る。
 友人を弔うために、そして、これ以上の被害を出さないために。


 ジニアさん謹製のクリスマスアクト。
 ひとつの家族を描く、少し悲しくて、それでも暖かい話。
 季節ものなので回数は余りまわらないかもしれませんが、僕は大好きな話です。

 今回はオーウェンがすごい酷くて、シーンを貰う度にハードボイルドと言うか探偵小説くさい演出を入れまくる病。
 楽しんでもらえたようなので何よりですが、これ一歩間違えるとすごい厨プレイなので気をつけような自分!
 評して曰く、「オーウェンのシーンだけ繋いだらひとつの探偵小説の出来上がりですよね」。

 ジニアさんは「今回はオーウェンに全部持ってかれた!」と仰ってましたけど、そんなことはなくて、僕はエンディングのRLシーンでマジ泣きするところでした。
 ああいう描写、弱いんですよ……。

 エリザがすごいウェットな感じでミストレスらしく場を纏めてくれていたのと、佐々本のクールでサムライな感じがアクトを引き締め、セオドアの実に闇司らしい場をわきまえた渋い立ち回りがキャスト間をとても巧く繋いでくれて、とんでもなくいいアクトになったのではないかと思います。

 しかし、悪いプレイヤーとはわかっていながらオーウェンは楽しい…。

 獲得経験点は14点。

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Posted by なま
なま屋。