なま屋。

「あなたのパンツァーは、戦うために!」「……違う。パンツァーは……逃げるために、あるんだ」

アルシャードff『オーバー・ザ・レインボウ』 キャラクター紹介

06/02/19-22:16
 書かねば!
 と言うわけで、1月の3連休にやってきましたアルシャードff、「オーバー・ザ・レインボー」キャンペーンのレポートを書き始めようと思います。
 連作の予定なので、僕の書くべきは自分のグランドオープニング、そして第1話、第2話。
 とても楽しかった思い出は残しておきたいですしね。
 なお、以下のレポートはアルシャードフォルティッシモ『オーバー・ザ・レインボウ』キャンペーンの甚大なネタバレを含む予定ですので未プレイの方はご注意ください。

 始まりはある12月の日の夜でした。
 いつものようにメッセンジャーにサインインし、ぼんやりとしていた僕に後にキャンペーンGMとなる加納さんが話しかけてきたのです。
「オーバー・ザ・レインボウのGMがやりたい」
 最初は唐突になに言ってるんですか、などというレスを返したのですが、どうも本気だと言う事がわかったのでハンドアウトを見せてもらったらこれがもうすごいワクワク。
 ハンドアウト見た時点で4枠に食いついてる僕も相当あれですが。
 でもせっかくのキャンペーン、やるなら絶対に楽しい面子とガツンとやりたいですねえ、という話になりつつその晩はそんな話をして終わるも、次の日の晩にはほぼメンバーの選定を終了して全員に声をかけたという手回しの早さ。
 本気になった加納さんは3倍だぜ。
 そんなこんなで集まったメンバーは6人、1月に開催、ということにして枠の振り分けとキャラクター作成を開始するのでした。

 そういうわけで、最初はそんなキャラクターたちの紹介を。

●PC1/キャンペーンクエスト:ドロシーを帰還させる
 ミチル(ヴァグランツ、スカウト、ホワイトメイジ) 15歳 男性


 かつて自分が逃がしてしまったせいで家族と自分が不幸になった原因だと信じる“幸せの青い鳥”を探して旅する少年。
 ウィンカスターのスラム出身のいわゆるストリート・キッズだが、自らの身の不幸を嘆きながらも常に前を向いて生きる明るさを持つ。
 カンザスと言う地からやって来た少女、ドロシーと出会い、「おうちへ帰りたい」と言う彼女の願いを叶えるため、アスガルドを探して旅に出ることに。

 PLはtovetaさん。
 主人公と言う立ち位置にもかかわらずサポート系特化と言うある意味特殊なキャラクターだったものの、これがキャンペーンに実にうまく嵌ってとんでもない輝きを放つことに。
 主人公ってのは性能じゃない、信念なんだと痛感させてくれるいい少年でした。
 実セッション中奇跡としか言いようのない出来事を起こしたその様は、まるで神に愛されているとしか思えないものでした。
 それぞれの目的のため時としては勝手な行動をとりかねないキャラクターたちを、ドロシーをカンザスへ帰す、と言う一つの目的の上に纏め上げた功労者。

●PC2/キャンペーンクエスト:“知恵”を得る
“灰色の”ルートヴィッヒ(アルフ、ブラックマジシャン、エレメンタラー) 年齢不詳(外見30歳) 男性


 灰色のレセプターを持ち、奈落を完全に滅する方法を求めミッドガルドを放浪するアルフ。
 もともとはエクスカリバーの有力メンバーであったが、対症療法的なやり方に嫌気が差し離脱、奈落を根本から消滅させる方法を求める旅に出た者。
 旅の途中であったローブの少年に絶大なる知恵を与える“ミーミルの首”について聞かされ、その知恵の中に自らの求める方法が見つかるかもしれないと、“ミーミルの首”を求めアスガルドを目指す。

 PLは(はた)×弐さん。
 プレイヤー特性:特権階級をもつ(はた)×弐さんらしく、実に落ち着いた、そして自ら求めるものを熱望しながらもどこか余裕のあるアルフのキャラクターをとてもうまく演じてくれました。
 要所要所でで放つセリフはパーティの指針決定に大いに役立った上、また《デジャ・ヴュ》を使用してのいい気になりっぷりがたまらない。
 またベテランゲーマーらしく加護の使用タイミングが絶妙で、特に《ニョルド》使用のタイミングは惚れ惚れするほど。
 2話目あたりから見せ始め、3話目で完全に軌道に乗ったアウジャとの絶妙なコンビ打ちには流石の一言。

●PC3/キャンペーンクエスト:世界の秘密を解明する
“名前じゃない”クイン(エイリアス、ウィザード、シリウス) 10代 女性
 

 シリウスに育てられた人間の少女。
 いつからかアカデミーに在籍していたものの、己の真の名を知らぬがゆえに魔法を修めることのできぬまま年月を重ねてしまった異端の魔術師。
 シリウスの生得的能力である天狼拳は使えるものの、アカデミーの体系化された魔術をいくら学んでも使えぬと言う事実に打ちひしがれたころ、師より自分が魔法を修められぬ理由を説かれ、世界を知るため、そして、真の名前と自分の居場所を見つけるためにアスガルドを目指し旅に出る。
 
 PLはからいくん。
 唯一、キャンペーンの土台となる『オズの魔法使い』を思い浮かべてもぱっと対応するキャラクターが出てこない枠だけに、どんなキャラクターが出てくるか、と思っていたら「“魔法”の使えないウィザード」と言う実に面白いキャラ立てをしてきたからい君には脱帽。当日の朝までデータ作成に悩んでいたと言うだけあってパーティーのメイン火力として活躍することに。
 ロールプレイ的にも、序盤は半ばコミックリリーフ的な動きでPCたちのムードメーカーとして動きながら、自らの立ち位置が明確になるに連れてどんどんとPC達の要になってゆく。キャンペーンの裏主人公。


●PC4/キャンペーンクエスト:“勇気”を得る
“半端者(ミュルミコレオ)”レナード・D・クライムス(パンツァーリッター、ファイター、エージェント) 30歳 男性

 
 元帝国軍殺戮部隊、赤甲騎士団の一員で、現在はG=M社のフリー・ランサー。
 ある作戦の際に一人の女性に対して剣を向けられなかった事を咎められ後方部隊に降格、さらにその後赤甲騎士団が全滅するに及んで戦場から逃げ出した臆病者。
 脱走後は自分を受け入れてくれた村で、アスガルドを目指せと言うシャードの言葉を無視しつつ畑を耕して暮らしていた。
 しかし、その村が帝国軍に襲われたときも自ら立ち向かうことができず、少しでも村人達に報いるために出たクエスター探しの途中で出会い、そしてともにアスガルドを目指す旅をすることになる人々が少しずつ彼を変えていく。

 PLはなま。とにかく「負けなさい」と囁くハンドアウトの誘惑に負けて(その時点で負けてるのかよ)作ったキャラクター。加護バランスまで考えて設定を組んだら大正解で、エーギルは結構役に立ちました。
 第1話〜第2話のロールプレイは本当に酷くて、「このキャラは○○だから△△できないんですよー」と言い放つ場所が場所なら卓袱台返し決定ものの暴言を吐くが、それができたのはひとえに信頼できるGM・PLに囲まれたおかげなのでよい子はまねしてはいけません。
 一応戻ってくるプランを組んだ上でのロールプレイで、周りもそれをわかっててくれたので有難い限り。
 気持ちよく負け続けることができました。
 何気に戦闘ではテクニカルコンバット担当。人外の移動距離を生かした奇襲戦略を使ったり。


●PC5/キャンペーンクエスエト:“心”を得る
“死を看取るもの”アウジャ(ヴァルキリー、サムライ、ファイター) 年齢不詳 女性型


 死を見取るために作り出され、多くの死を見すぎたために心を閉ざしたヴァルキリー。
 誰よりも優しく、誰よりも繊細だったがために死を悼み、死を悼んだがゆえに心を閉ざした。
 心を閉ざし、感情を出さなくなった彼女を造物主は失敗作と断じ、そして自身も自らを元より感情のない人形と理解した。 
 誰よりも豊かな心を持っていたことを記憶の底に閉ざし、感情がないから破棄されるのだと。
 時は流れ、エクスカリバーで働くようになってからも、彼女はどこかで求めている。
 自らの心を、自らの生きる道を。

 PLはNATRONさん。
 おそらくこのキャンペーンで一番難しいキャラ立てであろう「心をなくしたヴァルキリー」を、実にさらりとやるその力量恐るべし。
 セリフのあとに「オーヴァ」という語尾をつけることで機械感をだしつつ、だんだんと心を取り戻していく流れが綺麗でカッコイイ。
 上にも書きましたが、感情を取り戻しはじめてからのルートヴィヒとのコンビ打ちは本当にすごい。
 データ的にもきっちりしたファイターで、パーティーの火力担当その2。
 やはり慣れたプレイヤーの本領発揮で、《タケミカヅチ》の使用タイミングが見事の一言。GMが忘れたころに撃つのですごい嫌そうだったのが印象的でした。


 そんな5人で開始されたキャンペーン。
 これがとても面白かったわけですが、そのことはおいおい。
 次回はレナードのグランドオープニング+第1話のプレイレポをお送りします。

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Posted by なま
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