なま屋。

「あなたのパンツァーは、戦うために!」「……違う。パンツァーは……逃げるために、あるんだ」

『たとえ真実が悪だとしても』(TND)

07/01/11-23:15
■アクトトレーラー

はじまりは、誰も気づかないほどの小さな嘘。
気づかなければ、誰も知らぬ間に癒えた筈の傷。

だが、そこに気づいてしまった者がいた。
どんな小さなカサブタでも剥がさずにはいられない者がいるように、
どんな嘘でも真実を突き止めなければいられない者がいる。

傷を広げると知りながら。嘘を大きくすると知りながら。

真実と言うナイフは鋭すぎ、小さな傷を大きく抉る。
それでも探偵フェイト真実トゥルースを求める。彼らは医者にはなれないから。

真実と言う運命は鋭すぎ、死よりも酷く心を殺す。
それでも探偵フェイト真実トゥルースを求める。それが彼らの生き方スタイルだから。

トーキョーN◎VA the Detonation
「たとえ真実が悪だとしても -Fate worse than Death-」

それでも運命フェイト真実トゥルースを求める。
閉ざされた扉を開くための、たったひとつの鍵だから。


■シナリオハンドアウト

●推奨スタイル:フェイト1(探偵)
シナリオコネ:ケイ  推奨スート:感情(クラブ)


 ケイは気が利いて美人な上にスタイルもいいという自慢の彼女だ。
 彼女と付き合い始めてから暫く経ち、2人の関係はますますうまく行っているといっていい。
 だが、その日。仕事へ行くという彼女を見送りながら見たふとした仕草にキミの本能が警鐘を鳴らした。
 キミはケイを――いや、この女を知らない。調べなければならない、と。
 探偵としての本能に突き動かされるように、キミは街へと繰り出した。

●推奨スタイル:フェイト2(探偵)
シナリオコネ:『フェイト1』  推奨スート:理性(スペード)


 キミと『フェイト1』とは同業者であると同時に友人で、情報交換以外にプライベートな会話をすることも多い。
 だから、暫く前に『フェイト1』に彼女が出来たのも聞いていた。急に付き合いが悪くなったのも、そのせいだと思っていた。
 だがある日、いつもの様に誘いを断られた帰り道で、キミは誰かに尾行されている事に気づく。
 思い返せば、彼を誘った晩はいつもそうではなかっただろうか。――何かがある。
“Trouble is my Business”。振りかかる火の粉を払うのも、また探偵の日常と言うものだ。 

●推奨スタイル:タタラ(医者)
シナリオコネ:千早夏芽  推奨スート:外界(ダイヤ)


 キミがCNNの医療番組に出ることになったのは偶然の成り行きで、最近発表された新薬を解析することになったのもまた偶然の成り行きだった。
 だから、キミがその中から、表示されていない成分をほんの微量ながら見つけてしまったのも、また偶然のはずだ。
 だが、医者として改めてその薬品について調べてくれ、と資料まで添付されて依頼された日には、果たしてこれは本当に偶然だったのかと疑ってしまうのも当然と言うものだろう。
 しかし、もしその成分が危険なものだとしたら。それを調べるのは、メディアではなく、キミにしか出来ないことではあるのだ。

●推奨スタイル:クグツ(千早重工後方処理課)
シナリオコネ:“ミス・フォーチュン”  推奨スート:理性(スペード)


 1年ほど前、千早とイワサキとが競争していた薬品関係でイワサキに一歩先んじられたことがある。
 キミはその件に工作員として関わっており、同じ件に関わっていたイワサキの工作員“ミス・フォーチュン”と鎬を削っていた。
 だが、もうそれは終わったこと。そのはずだった。
 しかし、課長によれば1年前の件で動いていた彼女が、再び動き出したのだと言う。 しかも、どうやら1年前の件の延長で。
 彼女の本当の狙いがどこにあるにせよ、キミに雪辱を晴らす機会が回ってきたのだけは確かなようだ。


■キャスト
 このシナリオでは、キャストに以下の設定がつく。

フェイト1:フリーランスの探偵。ケイと言う恋人がいる。青年男性を推奨。
フェイト2:フリーランスの探偵。『フェイト1』とは友人関係を推奨。
タタラ:医者。千早夏芽に薬品について調べるよう依頼を受ける。
クグツ:千早重工後方処理課の工作員。

■必要な防御系神業
 本シナリオでは、キャストがゲストの即殺系神業だけで死亡するのを防ぐのに、推奨スタイル以外に2枚の防御系神業が必要となる。

■諸注意
 本シナリオのカット進行は、最大達成値25を基本として構成されている。
 この基準から外れるキャストの持ち込みについてはRLと相談をすることを推奨する。
 また、本シナリオではフェイト1、フェイト2共に“探偵”を職業としているキャストを推奨している。
 これは本シナリオがハードボイルド小説をある程度意識してあるためであるが、もしPLが“探偵”以外を導入したいと望むのであればRLとよく相談することを推奨する。

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Posted by 生方一寛
なま屋。