歌う脳髄

どうでもいい事について考える凡百blog

タイトル出版社最強位決定戦

04/07/19
『Google』で検索できない『ニューヨーク・タイムズ・コム』の問題点
まずはこれを読んで頂きたい。

前半部の要約

GoogleのPageRankにおいて、ニューヨークタイムズが異常に低く、そのせいかニュースを検索してもニューヨークタイムスの記事が出てくる事が殆ど有り得ない

で、そこからニューヨークタイムスが過去の記事の閲覧に対して金を取っているが、むしろそれを無料公開して、最新のニュースで金を取るべきじゃないか、というような事に繋がってるんだが、まあ後半はここではどうでもいい。
重要なのは、ニューヨークタイムズが「イラク 虐待 刑務所 アブグレイブ」で検索した場合に殆ど最下位と言って良い位置に来るが、ニューヨーカーはトップであると云う事だ。
Googleは検索語についてサイトのランク付けを行う(正確には既にランク付けられたサイトに対して検索後で補正をかけているような感じだが)。
ならば、その語がメジャーであればあるほど、Googleという分野に限定されてはいるものの、Google自体がスタンダードと化した感のある今日では、そのランク付け公的な意味合いを強く持つのではなかろうか。
上記例において、その検索語で検索した者が読むのはニューヨーカーの記事であって、ニューヨークタイムスの記事を読むのは、わざわざニューヨークタイムスのサイトから自分を含む誰かが探し出した場合に限定される。つまり、そういう事だ。

という例によって例の如くの意味なんざクソほどもない序文が終わったところで、今回のお題を発表しよう。


出版社最強位決定戦


ルールは特定分野におけるメジャーであると思われる語を独断と偏見で選び、その検索結果トップ50のうち、出版社系統(テレビ局はとりあえずここでは含まない)を抽出、順に並べていく。
分野は中東系、アジア系、国内系、スポーツ系、芸能系、コンピュータ系とし、用いた検索後は各々の結果を参照のこと。また最後に傾斜配分を用いた計算を行う事で総合ランクを算出した。


中東系ニュース

検索後「イラク 人質
この語を選択した理由は、この語で検索する事により、日本に限らず、海外の人質事件を含む、即ちイラクという「地域」に対する出版社のランク付けを行う事を目的とした。

共同通信>読売新聞>毎日新聞>朝日新聞>東京新聞>日経BP>京都新聞>西日本新聞

見ての通り、としか言いようが無いが、読売が朝日よりも上位に来たのが意外ではある。それ以上に日経BPが意外ではあるのだが、中身がこのようなものであり、トップ50に出てくるのもむべなるかな。中々興味深いコラムである。


アジア系ニュース

検索後「ジェンキンス

ここ最近のニュースでは、国内限定であるが最も注目度が高く、また、北朝鮮系のニュースでもあり、重要度は高いと思われる。

朝日新聞>西日本新聞>日刊スポーツ>ロイター通信>岩手日報>毎日新聞>東奥日報>読売新聞>日本経済新聞>河北日報>大分合同新聞社

朝日新聞が他の大手新聞を引き離してトップ。流石北系ニュースになると強い。そして何故か3番手に日刊スポーツが紛れ込んでいるという場違い風情。
全体的には地方新聞が頑張っている印象が強い。ただ河北日報はその性質上もう少し上に来るのではないかと思っていただけに意外ではある。


国内ニュース

検索語「女児 殺害

国内で起きた事件としては注目度はおそらく最大級。幾分起きた時期が古いが、今現在まで追跡調査、記事が掲載されており、十分に目的を満たしていると考えられる。

長崎新聞>朝日新聞>西日本新聞>東京新聞>毎日新聞

blog系が検索結果を埋める中、地元長崎新聞が大手新聞社を抑えてトップに。実際、そのページを見る限り、相当力を入れているように見受けられる。
また大手新聞社では朝日と毎日が入っただけであったのは特筆すべきであろう。


スポーツニュース

検索語「合併 近鉄

現時点に於いても未だ決着が着かず、またしばらくは着きそうに無いニュースである。
プロ野球の未来に直結しうるニュースであり、これに対するランク付けはスポーツ系ニュースに対する「強さ」を示す指標と成りうると考える。ちなみに「オリックス」ではないのは「企業としての合併」が近鉄では有り得ない為。

共同通信>スポニチ>サンスポ>日刊スポーツ>朝日新聞>神戸新聞>ZAKZAK(夕刊フジ)>日本経済新聞>京都新聞>中国新聞>読売新聞>毎日新聞

取り立てて力を入れて特集組んでいる訳でもない共同通信の記事がトップに。以降スポーツ新聞が三紙続く。ZAKZAKが少し低いのが意外か。また地方系新聞が近畿圏に集中しているのは特筆すべきか。ただ大阪新聞がこの中に無いのは奇妙な話である。


芸能系ニュース

検索語「保坂 高岡

コンピュータ系と並び悩んだ検索語であるが、「火遊び」発言によって正に飛び火しかけたり、寿命の短い芸能系としては珍しく、それなりに長い期間、ニュースとして取り上げられていた為、これを採用した。

ZAKZAK(夕刊フジ)>日刊スポーツ>朝日新聞>読売新聞>サンスポ>スポニチ>日刊スポーツ九州>毎日新聞

面白い事に、スポーツ系新聞が上記のスポーツニュースと完全に逆の順番で出てきている。スポーツ新聞はその力点を芸能に置くかスポーツに於くかの二択なのであろうか?
これに対してメジャー紙の順位は変わっていない。


コンピュータ系ニュース

検索語「ロボカップ

芸能系ニュースの項でも述べた通り、非常に迷った検索語であるが、今現在、国内外においてロボット系が非常に「ホット」な分野である事、このヒューマノイドロボット部門で日本のチームが優勝したよいう二点からこの語を選択した。

日本経済新聞>朝日新聞>アスキー>毎日新聞

トップにはMYCOMが来ていたが出版社とは一応無関係であるので取り除き、また「プレジデント」も引っかかったが、これも出版「社」ではないので除いた。
結果を見てもそれほど驚きは無いが、アスキーが唯一ここだけで出てきている事、日本経済新聞が出てきているという事は、産業として認識されている、という事であろうか。


さてこれら全ての結果を、

100*{(全出版社数)+1−(その出版社の順位)}/(全出版社数)の階和
階和:例えば6に対して1から6までの合計、つまり1+2+3+4+5+6の事

という式に当てはめ、合計値を算出すると、以下のテーブルのようになる。
ちなみにこの計算式は、トップ50の上位から傾斜配分を行っており、トップ50に出てくる出版社の数が少ないほど、その値は大きくなる式である。

1位朝日新聞114.2
2位日本経済新聞51.0
3位日刊スポーツ50.2
4位毎日新聞46.5
5位読売新聞42.0
6位西日本新聞37.9
7位共同通信37.6
8位長崎新聞33.3
9位ZAKZAK(夕刊フジ)29.9
10位東京新聞24.4
11位サンスポ23.9
12位スポニチ22.4
13位アスキー20.0
14位ロイター通信12.1
15位京都新聞10.7
16位岩手日報10.6
17位神戸新聞9.0
18位日経BP8.3
19位東奥日報7.6
20位中国新聞3.8
21位河北日報3.0
22位大分合同新聞社1.5



総括

一位、朝日新聞。色々言われはするものの朝日新聞は強い、という事であろう。紅かろうが情報として有用ならば使わざるを得ない、という事であるな。
二位は日本経済新聞なのだが、51.0のうち40がコンピュータからの点数であり、この点に関しては計算式の再考を必要とすると考える。
そして三位に朝日以外の大手出版社を差し置いて、多くの分野で安定してランクインを果たした日刊スポーツが入っている。意外と日刊スポーツは全般的に強かった模様。
以下大手出版社、スポーツ紙が入り、遅れてロイター通信がランクイン。写真等の補完的出版物に限定し、新聞を出していないにも関わらずこの位置へのランクインは脅威的であろう。
以下、地方新聞社が続く。

何しろ朝日が強い。二位とダブルスコアである。そして日刊スポーツがその朝日以外を抑えて三位であるという事実は驚異に値すると思われる。朝日とは違う意味で恐ろしいスポーツ紙である。

年の終わりくらいの「今年の十大ニュース」等が出たくらいに、もう一度統計を取ってみようかと思う。まだ「今年の重要な事件」自体が流動的な事であるし。

以上この項これまで。

ちなみに今回一番悩んだのはどのカテゴリに登録すべきか、という点。
「ネタ」「ネタ雑談」カテゴリーとか欲しいかも。


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Posted by rgy at 16:52