04/10/01 13:26
さきほどの続き。
公的な調査でも、紛れはあるし、冤罪をうむことはある。
「証拠」はかぎりなく黒だという可能性を示すだけであって、
100%の事実を提示しているわけではないからだ。
私的な調査ではなおさら、すべて状況証拠で推理するため、
冤罪の可能性はさらに高まってくることになる。
公的な罰をあたえるためには、冤罪は許されないので、
さきほど100%の証拠はない、と言ったばかりなのだが、
積み重ねることはできるものなので、それを増やしていくことになる。
さすればある瞬間を超えた時点で、「それはもう偶然では起こり得ない」域に達し、
やっとここでタイーホしていいということになる。
(原理的には、信頼たる99%の証拠を5個積み重ねれば、冤罪の可能性は100億分の1になる。)
では、私的な罰についてはどうすればいいのか。
結論としては、「冤罪がうまれてもしょうがない」と言える。
前例でいえば、その(元)彼女が逃げてしまったことで、
仲間はずれにされても、しょうがないものだと判断される。
もちろん、冤罪を減らす努力はしなくてはならない。
彼女が仮に自分の意見を表明したら、それに耳を傾けなくてはならないし、
もしかしたら(元)彼氏が悪いことをしていた、なんて結果もありうる。
彼女はあえて反論せず、
「自分がわるいということでこの場を収めよう」と思ったのかもしれない。
それは各自が判断するべきことだ。
ただ、僕らは彼女が逃げたことについて、信用を損なわれたと判断していい。
くどくなるが、だからといって暴力や名誉毀損はよくない。
あくまで法律に触れないかたちで罰するのが、私的罰のやりかたとなる。
さて、リルくんの意見にいくつか反論があるので、それを書いて終わりにしたい。
同意のもとだったら何でも許されるのか?例え同意があったとしてもだ、その同意は「現在」の同意であり、未来永劫に渡っての同意ではないことは誰だって分かるだろう。過去の自分と現在の自分の同一性に対して少しでも疑ったことが無い人はこの問題に関して口を挟む資格は無い。
残念ながら、現在の同意は、また未来永劫にわたっての同意となる。
たしかに僕らは日々かわっていくし、同一性についての件はその通りだが、
同意は「約束ごと」であって、僕自身ではまったくない。
僕がなにかに同意した時点で、その発言は僕個人から切り離され、
同一的な事実としてずっと残るのだ。この点には注意してほしい。
(あくまで一般論として、もし「同意」を発した場合、)
(その点においては、公的な罰にも私的な罰にも問われないことになっている。)
セックスするということは、相手の現在だけでなく、未来まで背負わなければならないの、してその背負う荷物の中には「相手が『あの性交渉は私は望まなかった』と言ったら、その性行為が強姦であることを認める」というものもある。それが嫌ならセックスするな!元々全てのセックスは強姦であり、その中で上手く誤魔化された物のみが人倫からの告発を逃れられるに過ぎないのだから。
セックスすることは相手の未来を背負うことになる、というところは同意。が、
>相手が『あの性交渉は私は望まなかった』と言ったら、
>その性行為が強姦であることを認める
というところと、
>元々全てのセックスは強姦
というところが矛盾してくる。
全てのセックスが強姦なら、相手が『あの性交渉は私は望まなかった』と、
言おうが言うまいがすでに強姦なので、認めるもゴマカすもなにもない。
女性側の意思も男性側の意思も、反映はなされないので、
人間の意思がまったく意味のないものとなる。
もちろんそんなことはない。意思に反して行われるのが、強姦なのだ。
同意という「約束」をした時点で、セックスは和姦となる。
あとから「そんな約束してない!」ということはできない。
というわけで以上です。
Posted by bone
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