[骨] fishbone
マリオ きいてんのかー

04/10/14 21:50

ソーシャル・ネット・ワーキング #2
さて、ハンドルネーム変更を跨いでの、
ソーシャルネットワーキング(以下SNS)の記事第2回になる。

なんでこんなに続きが遅くなったのかというと、
『SNSのビジネス性について考察してみます。』
と書いたところまではよいものの、いざ考えてみると
なにをやったらよいのかまったく思いつかなかったからだ。
もちろん簡単に思いつくようなものではなく、
人数6桁台をすでに突入し終えているSNS参加者たち皆が、
誰一人として有効なアイデアを出せていないのだから、
当然といえば当然の話なのだった。

なので、SNSでいかに(運営者が)銭っ子を稼ぐのか? という問いへの答えは
「わからん」ということにしておいて、
いくつかヒントになるような事項をここに出しておくことにする。


(1) - デメリットをいかに減らすか?

internet watch に
P2P技術で“2ちゃんねる効果”を軽減できる無料CDNが正式公開(キャッシュ)
という記事があったので、これを有志でやるかなんかすれば鯖への負荷は減ると思う。おそらく。
と思ったら、mixiはcookie使ってるし! ううむ参ったな。

あとは2ちゃんねる2002年の夏のときのように、プログラムをどんどん改善・削減していって、
同じく負荷を減らすべく努力を行うとか…ほかにちょっと思いつかない。


(2) - 利益はどこであげるか?

つれづれなるままに列挙してみる。


(i) 基本的に有料。
ちょっと厳しい。

(ii) 基本は無料、付加サービスは有料。
2ちゃんねるでいうところの●みたいなやつ。
ただ、付加サービスを何にするかが問題。オークションは無理だし、
たとえば画像を300kbのものまで貼れるとか…。

(iii) β版は無料、完成版を有料。
MMORPGであったね。でもこれも厳しい。

(iv) 企業のパトロン。
その企業から金を貰う代わりに、その企業の広告を出したり、商品を売ったりと…。

(v) イトイ大作戦。
ほぼ日刊イトイ新聞みたいに、中の人に製品の企画・立案をしてもらう。
SNS主催者がいいアイデアを買い取って販売、その利益の大半をごっそり。

(vi) オフライン大作戦。
オフラインにSNSの名前を使って事業展開。SNSの利用者が顧客になる。
つか、mixiでは、もう進行中。

いずれにせよ、ウェブサービスで売るものはサービスだから、
梅田望夫さんがCNETで発言したように、必要じゃなくなったら衰退しそう。
必要にされるためには、サービスという目に見えない商品じゃなくて、
目に見える商品を市場に送り出すことが必要なんだよね。
となると、(i)〜(iv)じゃなくて、最終的には(v)や(vi)が求められます。
参加者だけは怖いほどいるんだから、
誰もが欲しがるような「商品」の種を、だれかが抱えていると思うんだけど…。




前回の記事に関して、トラバをふたつ頂戴しました。
それぞれの僕へのエントリーへのコメントに、追ってコメントします。

澄良木さんから頂いたコメント。


>>実際には10万人いるのに、どの位相から見ても50人ぐらいしか見えないという、
>>そういう意味ではリアリズムが溢れてます。

>それはリアリズムというのとはちょっと違うなぁ…というのが正直な感想です。

うーむ。たしかに間違いなく僕は「リアリズム」という言葉を使い損ねてます。
SNS内で「どの位相から見ても50人ぐらいしか見えない」のは、事実です。
友達の表示、コミュニティ表示、検索結果、
どれもこれも一度に表示されるのはそのくらいの人数で、
さらに表示させたいと思ったらページを送らなくてはなりません。
しかし、リアルで視界にはいる人数というものは可変であり、
だから「リアリズム」じゃないですね。正解だ。


>街を歩いていたらキチガイに出会うこともあるし、DQNに絡まれることもある。そこで、セキュリティが完備された建物のなかにいればやはりある程度は安心できる。

ここはちょっと不正確と思われます。
mixiのセキュリティが完備されている、わけではありません。
キチガイやDQNがいない、わけでもありません。

mixi内ではすべての行動に名前が残るようになっています。
だれかのコメント欄やコミュニティのトピックスでの発言、
SNS内でのメールやアクセスログに至るまで、すべての行動には、自動的に名前が残ります。
名前が残るということは、つまり責任の所在を明確にするということで、
もしトラブルが起こっても誰が悪いのか一目瞭然になることから「安心」がうまれ、
その「安心」が「セキュリティの完備」という錯覚を産んでいるだけだと思われます。
いくら自己責任を徹底させていようが、起こる問題は起こりますから、
セキュリティがかならずしも完備しているとは限らないのです。

ただし、もちろん可能性としては減少します。

>ただ、ネット上でキチガイやDQNに出会う可能性を減らす、という効果はあると思います。

ここは同意です。



つぎにhmtbsmv(ヒマツブシ)さんから。


>単純に『馴れ合える』空間だなぁと思う。
同意です。
馴れ合う空間と馴れ合わない空間を、SNSの登場によって分けることができたのが、ありがたいです。

>『インターネッツの中のインターネッツ』みたいな感じです。
ニフティ・サーブを思い出すという記事をあちらこちらで見かけたような気がします。
あまりにも自由な空間を作って統合性を奪うよりは、
目的をしっかりと定めてそこから限定的な空間を作ったほうが、使いやすいし、
人は入っていきやすいでしょうね。だからここまで人数が増えたのではないかと個人的に思います。


(お詫び)
エントリをしてくれたお二方にトラバを飛ばそうと思ったのですが、
ちゃぶろからは単体の記事にしかトラバを送れないみたいで、
お二方がこの記事を見てくださっていることを期待した上で、
今回はトラバを飛ばさないことにします。すみません。
Posted by えびふりゃー

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