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04/05/01 生命保険について。私の価値は5,000万円?

Q:生命保険について。私の価値は5,000万円?

妻一人(35歳)、子一人(6歳)のサラリーマン35歳です。
年収は約500万円です。

年金と少し意味合いが違うのですが、現在加入している私の生命保険があと3年ほどで更新になるようです。

そのため保険のセールスレディの方から設計書(見積書?)なるものを頂きましたが、死亡時保険金額は5,000万円(現在3,000万円)、保険料は2倍近くアップしてしまいます。

私も妻も保険のことはちんぷんかんぷん!

私の現在価値に対して、5,000万円という死亡保険金は、果たして適正なのでしょうか?


A:生命保険の適正保険金額を算出しよう!

保険金額5,000万円の根拠を知りたいということですね。
それは私にもわかりません。
保険の設計書作成者に聞いてください(笑)...では終わってしまいますので、
今回は、このあたりのヒントになるお話をしたいと思います。

生命保険長者?なる言葉があるかどうかわかりませんが、生命保険に加入している日本人の内(主にお父さん)結構な割合でイザというときに必要な額(必要保険金額といいます)と比べ過大な額の保険に入られているようです。

保険金額(死亡保険金)が大きいほど、もちろん保険料も高いわけで、そのためにも生命保険加入時には必要保険金額の算定が必要不可欠であり、保険料のリストラ(ムダをなくす)にもなります。

ここで良く考えてください。
月々何万円もの口座引き落としがほぼ一生続くのなんて、住宅ローン(もしかしたら車?)と生命保険ぐらいのものです。

家(もしくは車?)を買うときは、あれこれ悩んで、もうこれ以上考えられないほど悩みましたよね?
生命保険は住宅に次いで高い買い物なのですから、同じように考える必要がある品物です。

にもかかわらず、現在おおかたの生命保険加入者は死亡保険金額と毎月の保険料以外には自分の加入している保険のタイプも知らないという現状です。

ご質問者の加入している生命保険は、10年ごとに更新されるようなので、多分「定期付終身保険」だと思われます。

この保険は名前の通り本体が「定期部分(おおむね10年有効)」と「終身部分(一生涯有効)」に分かれていて、「終身部分」をベースに、家族やライフスタイルの変化に対応できるよう「定期部分」で保険金額を見直していきましょう(更新)という、とてもよい保険だと思います。

サラリーマンの方を中心におおかたの日本人はこの保険に加入していると思われます。

しかし、良い点と半面に短所らしきものも存在します。

それは、保険料を抑えるため「定期部分」の保険金額を高額に設定し「終身部分」を低く(死亡100とか200万円)していること。

「定期部分」は、10年ごと更新が多いようで、更新のたびに契約年齢が高くなるため保険料もアップします。

といって、更新を行なわなければ、残るのは積み立て配当金(保険の運用益)と低額な「終身部分」だけとなってしまいます。


以上が「定期付終身保険」の解説ですが、次に問題の「必要保険金額」の考え方についてみてみます。

まず第1に、「現在の家計の収支の把握」が必要です。

具体的には毎年の収入と支出を大雑把で良いのですが洗い出してみます。
サラリーマン家庭の場合、収入は給与と賞与がほとんどですので簡単だと思います。

支出については、細かく見るときりがありませんので、「生活費」「住居費」「教育費」「その他」ぐらいに分けてみればよいと思います。

これで前提条件が設定されましたので、次に、もしものとき
つまり「ご主人が亡くなったとき、家計にどのような変化が見られるか」検証します。

支出の内、「住居費」については、ほぼ一定でしょう(もちろん引越しや住宅購入を加味しても良い)。
お子さんのいる家庭では、「教育費」は最終学歴卒業まで上昇していきます。
逆に「生活費」は、一人家族が減るのですから減少します。ここはザックリと現在の80%になるで良いでしょう。

収入は、当然のことながら給与と賞与はなくなります。

ただし、会社からは死亡退職金が出るかもしれません。

奥様も、お子さんが小学生ぐらいになれば働きに出られるでしょう。

それと、国民年金・厚生年金保険からは遺族年金が支給されます。

この「収入」と「支出」の差額(不足分)が必要保険金額 = 生命保険の死亡保険金額となります。

ですから決して「あなたの価値は5,000万円」というわけではないのです(笑)!

ここで問題となるのが国民年金・厚生年金保険から支給される遺族年金の金額です。

このうち国民年金の遺族基礎年金は、簡単に算出できます。

お子さんが高校卒業まで(厳密には18歳到達年度末まで)、平成16年度価格で 1,023,100円(子が一人いる妻)が毎年支給されます。

ただし、遺族厚生年金については算定が困難です。

遺族厚生年金のみならず障害厚生年金やもちろん老齢厚生年金についても、年金額を計算するには、ご主人のサラリーマン時代の給与と賞与の平均額(標準報酬額)がわからなければなりません。

普通そんなことわかるはずがありませんよネ!

実は、これを知るには、社会保険事務所で「被保険者期間の照会」を受けるとわかるのです。

私が普段、年金額や生命保険について相談を受けるときには、このような裏技?を使っています。
これを行なうと、結構高精度な年金額がわかるため、イザというときの必要保険金額も設定できます。

このように行なうと、過剰な死亡保険金額をかけることもなくなり、生命保険のリストラ(見直し)もうまくいくと思います。

なお、当事務所では上記のような「国民年金・厚生年金保険の被保険者期間の照会」の代行と「生命保険のリストラ案作成」を行なっています。

ご依頼は、コチラから行なえます。


http://s03.2log.net/home/srconsul01/kikan_form.html


また具体的に生命保険を検討している方は、コチラのサイトが参考となるでしょう。

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Posted by srconsul

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